ラシンの18歳MFパブロ・トーレの争奪戦を繰り広げているとされるレアル・マドリードとバルセロナだが、どうやらバルセロナが一歩リードしているようだ。スペイン『マルカ』や『アス』が報じている。
プリメーラ・ディビシオンRFEF(実質スペイン3部リーグ)・グループ1首位を快走するラシンで大きな存在感を放つパブロ・トーレ。元ラシンの選手エステバン・トーレ氏の息子としても知られるU-19スペイン代表に対しては、レアル・ソシエダ、アーセナル、アヤックス、トゥエンテなども興味を示しているようだが、最終的にはスペイン2強のどちらかが獲得することが予想されている。そしてレアルは、バルセロナがこの争奪戦で遅れを取っていると感じているようだ。
パブロ・トーレとその関係者、またラシンに最初にコンタクトを取ったのはレアルで、クリスマス前にはすでに動き出していた模様。レアルの当初の目標はBチームに加えることだったようで、移籍金に関しては同選手とラシンの契約解除金が1000万ユーロであるのに対して、250万ユーロあたりで決着をつける考えだったとのことだ。だがパブロ・トーレのここ2カ月間の活躍ぶりは凄まじく、そのためにバルセロナら他クラブの獲得の動きも一気に激しくなったという。獲得費用も250万ユーロでは済まず、契約解除金の1000万ユーロに近づいているとされる。
そうした中で、バルセロナが獲得のポールポジションに立っている理由は、パブロ・トーレの代理人がACタレント社のアルトゥーロ・カナレスCEOであるためという。同CEOはチャビ・エルナンデス監督の代理人も務めており、その影響の大きさはレアルも認めるところのようだ。
P・トーレスは攻撃的MFで4-2-3-1のトップ下、4-3-3のインサイドハーフとしてプレー可能。ラシンでは17歳でトップチームデビューを果たし、それ以降は絶対的レギュラーとして46試合に出場している。今季は6ゴール6アシストといずれもチームトップとなる成績を残し、CKやFKのキッカーも担当。FKからは2ゴールを決めた。
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