日本代表主将、DF吉田麻也がオマーン撃破後に試合を振り返っている。
2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選の第6節、オマーンvs日本は伊東純也が81分に決めたゴールが決勝点となり、0－1で決着。日本が勝利を収めた。4勝2敗の日本は勝ち点を12に伸ばし、オーストラリアを抜いてグループ2位に浮上している。
主将吉田は「次の1月の前までに状況を盛り返していきたいと思っていた」と、11月のアウェイ2連戦で勝ち点6を手にしたことが大きかったと述べている。
「次はサウジアラビアとの試合があるし、その前に状況を好転させておきたいと思っていた。苦しみながらも勝ち点3を積み上げたことによって、他力でもありますが、状況は好転している。チームメートが、オーストラリアが（中国と）引き分けたことを伝えてくれて皆で喜んでいた。引き続き試合ごとに状況が変わるのは、うちもオーストラリアも変わらない」
「（試合は）良い入りではなかったですが、後ろは徐々に安定感を増しているかなと思います。右サイドバックは今回山根（視来）が入って。戦えるなと把握できた部分。中山（雄太）も徐々にプレー時間を長く保って、決して簡単な状況で入っているわけではない中で安定したパフォーマンスを残したことはポジティブなこと。今日はエリア内でシュートは打たれていないですし」
「後ろ（守備陣）は後ろでやるべきことをやっている。試合中に何度も集中しようと言っていたし積み上げていくことが大事」
代表戦は2021年ラストマッチだったこともあり「苦しい一年でした。シーズンごとに振り返っているのでそういう気持ちの持ちようです。最終予選は厳しい戦い。厳しい状況に身を置くことでチームも成長していく。自分も選手としてもキャプテンとしても成長させてもらっている。ここを乗り越えて行きたい」とこの1年を総括した。
FIFAワールドカップが4年おきから2年毎に変えるプランが浮上していることについては「10月にミーティングがありまして。個人的には代表活動が少なくなって長くなるのは賛成です。移動距離が長く、9～11月はやはり肉体的に辛いですから」と語った。
吉田は「数を少なくするのは賛成。ただ（一度の招集で）たくさんの試合をすると、1回ケガをしたらそれで6試合ぐらい出られなくなるので選手にとっても厳しい。リーグ戦の中断もありますし。現状だと厳しいかも」と続け、W杯の隔年開催については慎重な姿勢を見せている。
また、オマーン戦試合終了後に吉田は自らのユニフォームをスタンドに投げ入れるワンシーンがあった。本人は「応援した人に投げ込んだ。たまにはいいでしょ。テンションが上がりました」と回顧している。
グループ2位に浮上した日本は次戦、2022年1月27日にホームで中国と戦う。その5日後には首位サウジアラビアとのホームでの大一番に挑む。
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AFCアジア予選 – Road to Qatar – オリジナルコンテンツ配信予定
11月19日（金）AFCアジア予選 第5＆6戦レビュー -ROAD TO VICTORY-
AFCアジア予選の第5戦ベトナム戦、第6戦オマーン戦を中心に日本代表の戦いを振り返ります。これまでの試合で採用された戦術と選手起用について徹底討論。2022年1，2月に行われる第7戦中国戦、第8戦サウジアラビア戦に向け、勝利の方程式を導き出す特別番組です。（主な出演者：岩政大樹氏、佐藤寿人氏ほか）
11月21日（日）やべっちスタジアム #49
第6戦オマーン戦を振り返ります。またこの一戦が日本代表年内最後の試合となることから、9月に行われた第1戦から第6戦までを総括して、翌年に残された残り4試合の戦いを占います。※詳細未定（主な出演者：矢部浩之氏、他（未定）
11月23日（火）Ｊリーグ ジャッジリプレイ #36
16日に行われたオマーン vs 日本の試合から注目のジャッジを取り上げます。※ジャッジリプレイの対象になる事象がなかった場合は、変更となる可能性があります。（主な出演者：原博実氏、平畠啓史氏、桑原学氏）
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