バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、前任者ロナルド・クーマン氏の話題となった発言について見解を示している。
今季途中でバルセロナ監督の座を追われたクーマン氏は、先に自身が率いたチームとチャビ監督のチームの違いについて問われて「私のときはマドリーと勝ち点8差だったが、現在は2倍つけられている」と発言。さらにチャビ監督も自分と同様に、ジョアン・ラポルタ会長率いるクラブから適切なサポートを得られていないとも語っていた。
1日のラ・リーガ第34節、本拠地カンプ・ノウでのマジョルカ戦を前に会見に出席したチャビ監督は、そうしたクーマン氏の発言について意見を求められ、こう返答している。
「私がロナルドに対して抱える印象は変わらない。私は当時ここにいなかったわけだし、意見を言うことはない。彼に対しては、本当に敬意と称賛の気持ちを持っている。彼はとても難しい時期にここにやって来て、クラブを救おうとした真のクレだ。彼の行った仕事と努力に対して、最大限の敬意を払いたい。ただただ、彼に感謝をするだけだよ。けれども私は会長、ジョルディ・クライフ、マテウ・アレマニー、バルセロニスモ(バルセロナ主義)には支えられていると感じているがね」
チャビ監督はその一方で、ハビエル・アギーレ監督が新たに率いるマジョルカに対して、警戒感を表している。
「彼はプレーシステムを変化させ、チームに新たな守備的特徴を植え付けた。そして、セットプレー戦術を見事に生かしているね。彼はチームをそうやって展開させ、重要な試合で勝利をつかみ、残留を果たそうとしている。彼らとの試合は厳しいものになるよ」
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