ラウンド16（現地8月7日開催）総評
ファーストレグを1-2と落としていたレアル・マドリードは、マンチェスター・シティと対戦。主将セルヒオ・ラモス不在で迎えた一戦では、頼りにされるはずだったラファエル・ヴァランがまさかのミスを犯す。
9分、ビルドアップでヴァランがガブリエウ・ジェズスに奪われると、そのままラヒーム・スターリングへとラストパス。冷静にゴールへと沈められ、ミスからマンチェスター・シティが先制に成功する。28分には、ロドリゴの突破からカリム・ベンゼマのゴールで追いつくが、後半に再びシティが勝ち越し。68分、ヴァランのバックパスが短くなったところを見逃さず、ジェズスが巧みに流し入れた。
その後はマンチェスター・Cが試合を支配し、2-1のまま終了。合計スコア4-2で準々決勝進出を決めた。
リヨンを相手に初戦を0-1と落としていたユヴェントスは、ホームでのセカンドレグで逆転を狙った。
しかし12分、フェデリコ・ベルナルデスキとの接触がファウルとなり、リヨンにPKを献上。これをメンフィス・デパイがパネンカで沈め、リヨンが大きなアウェーゴールを奪う。前半にクリスティアーノ・ロナウドのPKでユヴェントスが追いつく。
さらに、60分にはロナウドの強烈な左足のミドルシュートで逆転。突破まであと1点に迫ったユヴェントスだが、懸命に守るリヨンの前に及ばず。アップセットを許し、大会を去ることが決まった。
ラウンド16（現地8月7日開催）結果
マンチェスター・シティ 2-1 レアル・マドリード
【得点者】マ：スターリング（9分）、G・ジェズス（68分） レ：ベンゼマ（28分）
※2戦合計4-2でマンチェスター・シティが準々決勝進出。
ユヴェントス 2-1 リヨン
【得点者】ユ：C・ロナウド（43分／PK、60分） リ：デパイ（12分）
※2戦合計2-2、アウェーゴールの差でリヨンが準々決勝進出。
準々決勝の日程・対戦カード
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