【速報】試合終了間際、三笘薫の劇的2得点で日本がオーストラリアに勝利。ワールドカップ出場が決定！ ｜ オーストラリア対日本 ｜ 2022カタールW杯アジア最終予選

序盤戦こそ躓いたが、第4節のオーストラリア戦から5連勝を飾った日本は、2試合を残して2位をキープ。オーストラリアを破ればW杯出場という大一番を24日、シドニーで迎えた。

ここまで主力としてプレーしてきたFW大迫勇也、DF酒井宏樹、DF冨安健洋を怪我で欠く日本は、最前線にFW浅野拓磨を抜擢。最終ラインはDF吉田麻也とDF板倉滉が並び、右のサイドバックにはDF山根視来を起用。中盤にはMF遠藤航らいつもの顔ぶれが並び、4試合連続ゴール中のMF伊東純也が右のワイドに入った。

一方のオーストラリアは、ファジアーノ岡山のFWミッチェル・デュークや前回の日本戦でゴールを奪ったMFアイディン・フルスティッチが先発入り。だが、この試合ではアーロン・ムーイやトム・ロギッチら現代表の主力が負傷や新型コロナウイルスによる影響で不在と、万全の状況で迎えたとは言い難かった。

強めの雨の中、キックオフ。立ち上がりは両チーム共に慎重な立ち上がりで試合を進めるも、徐々にオープンな展開に。日本は再三、伊東、浅野らスピードのある選手がスペースを突きチャンスを迎える。

19分には浅野、南野拓実と繋ぐとオーバーラップした長友佑都が左からクロスを送る。だが、これはオーストラリアGKマット・ライアンに阻まれ得点には至らない。28分には、中央でボールを持った南野から右の伊東へとボールが繋がり、スペースに走り込んだ田中碧が南野へマイナスに折り返す。だが、この南野のシュートは惜しくもゴール前を横切っていく。

32分には伊東が右サイドからクロスを送ると、南野がヘディングで合わせるもこれはバーに弾かれてフィニッシュに至らず。そして37分には左サイドを突破した長友が、南野へのラストパスを出すも、このシュートも再びバーに阻まれる。

結局前半を0－0で折り返すと、オーストラリア代表は前半に警告をもらっていたコナー・メトカーフに代えて、ジェームズ・ジェゴーを後半開始から投入し、巻き返しを狙う。

後半は、前半と打って変わって落ち着いた試合展開で進む。63分、日本は浅野と長友に代えて、上田綺世と中山雄太を投入。するとオーストラリアも68分にティリオ、フォルナローリらアタッカーをピッチに送り出す。

そのまま一進一退の攻防を繰り広げ、日本にも決定機が生まれるも、なかなかゴールを陥れることができない。森保監督は84分に原口元気、三笘薫を投入し、さらに攻勢を強めると、その采配が的中する。

90分、山根が右サイド深くからペナルティエリア内へパスを送ると、守田が縦にはたき、さらにこのボールに追いついた山根がライン際ギリギリで折り返すと、これに反応した三笘が最後押し込み日本が先制する。

そしてその5分後、再び三笘が大仕事をやってのける。左サイドを鋭くえぐると、独力で持ち込みシュートを放つ。ボールはGKの手に当たるも、ゴールが認められ2－0。これで勝負あり、タイムアップ。苦しんだ最終予選の末、日本はカタールワールドカップへのチケットをついに手にした。

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オーストラリア対日本｜試合日程・配信・放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波（テレビ朝日）とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。

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