冬の移籍市場に5500万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドに加入すると、5試合2得点3アシストと鮮烈な活躍を見せ、プレミアリーグの話題をかっさらったブルーノ・フェルナンデス。
弱冠18歳で当時セリエBのノヴァーラでデビューを飾ったB・フェルナンデスは、その後ウディネーゼ、サンプドリアとイタリアで順調にキャリアを重ね、スポルティングでその才能を開花させる。そしてポルトガルリーグで2シーズン連続で年間最優秀選手に輝くと、今冬にマンチェスター・ユナイテッドに加入するや否や主力として活躍。早くも2月のプレミアリーグ月間最優秀選手賞に選出されている。
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16日、そのキャリアをスタートさせたイタリア『クロナーチェ・ディ・スポリアトイオ』のインスタグラムライブで、ユナイテッドでの最初の1ヶ月について振り返った。
B・フェルナンデスが加入する前は、リーグ戦4試合で3敗と苦戦が続いていたユナイテッドだが、自身の加入以降は無敗をキープ。まさにユナイテッドの「救世主」となったB・フェルナンデスだが、「最初から信頼をしてもらったから、良い一ヶ月を過ごすことができた。」とチームに感謝を見せた。
また、早くも定位置を確保しつつあるB・フェルナンデスにとっても、世界的なビッグクラブに加入するにあたっては、驚きの連続だったようだ。
メディカルチェックを受けたときのことを「本当に驚いた」と振り返る。「すべてがスポーツセンターのなかで行われたんだ。今までだったら病院に行っていた。ここのスポーツセンターにはなんでもある。世界でも最高レベルの施設だとわかる」とユナイテッドの施設の充実ぶりを称えた。
さらに、スタジアムでも感銘を受けたようで「試合前には、スタンドに誰もいないオールド・トラッフォードでウォームアップを行う。試合に向かう通路のトンネルでは、まだ何も聞こえない。だけど、ピッチに入ると信じられないような歓声が聞こえるんだ。誰もが思い出す歴史のあるスタジアムといえば、サン・シーロとオールド・トラッフォードだね」と話している。
また「自らのアイドルであり、模範。とても好きな選手」と崇めるクリスティアーノ・ロナウドと、代表チームでプレーすることは自身にとって大きな刺激になっているようだ。
「代表チームに入ってからは、クリスティアーノはとても良くしてくれるんだ。スポルティングでのプレーを褒めてくれたよ。そういう言葉が大事なんだ。僕に話しかけてくれたときは嬉しかったよ。もっと頑張りたいと思えるんだ」
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