イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の最終節終了後にコメントした。イタリア『スカイスポーツ』が伝えている。
直近のEURO2020を制して欧州王者としてW杯予選に臨んだイタリア。しかし、現地時間15日に行われたグループC最終節では、北アイルランド代表戦をスコアレスドローで終えた。
そして、他会場ではスイス代表がブルガリア代表に4-0で勝利。前節終了時点でイタリアと勝ち点で並んでいた2位につけていたスイスが首位に浮上し、本大会への切符を手にしている。
一方のイタリアは、2022年3月に行われるプレーオフに参戦することに。2018年のロシアW杯ではそのプレーオフで敗れて本大会出場を逃していただけに、選手たちのメンタル面が気がかりになる結果となった。
北アイルランド戦後、ボヌッチはチームに固さがあったことを認めている。
「頭の中は3月へと向いている。後ろを振り返るのではなく、前を見なければならない。きっと厳しい試合になるだろう。フィジカルおよびメンタルの両面でエネルギーを蓄えておかなければならない。EUROの時のような自然体の姿勢を取り戻す必要がある。あの時はプレッシャーを受けることなく、楽しくカルチョがプレーできていた。ヨーロッパ王者になったことで、無意識のうちに何らかの壁ができてしまったのかもしれない。もっと気楽に試合に臨むべきだ」
さらに、プレーオフに向けては肩の力を抜くべきだと強調した。
「EUROを終えてからは、自分たちの運命を自ら難しくしてしまった。これまでにW杯行きを決める方法はいくらでもあったのに、北アイルランドへやって来た時点で、僕らにはただ一つ、勝利という結果を出すしかなかった。あきらめずに戦ったスイスはおめでとう。僕らも自然体を取り戻し、プレーを楽しめるようになって、W杯行きを決めたい。本大会では偉大なパフォーマンスを見せるつもりだ」
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