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カタール・ワールドカップ2022 欧州予選が各地で行われた。
前大会覇者のフランスは、ウクライナと敵地で対戦。キリアン・エムバペが負傷離脱、カリム・ベンゼマをベンチスタートしたフランスは、ボールこそ握るが相手を崩しきれない時間が続く。すると44分、ミコラ・シャパレンコに豪快なミドルを叩き込まれて先制点を許す展開に。それでも50分、アントニー・マルシャルが実に代表5年ぶりとなるゴールを決めて同点に追いついた。その後は攻撃的なカードを次々に切って攻めるフランスだが、最後まで勝ち越せず。1-1の引き分けに終わっている。これでフランスは、9月の予選2試合ともドローに。勝ち点9でグループD首位をキープしたが、2試合消化の少ないフィンランドとの差は「4」となっている。
グループGのオランダは、モンテネグロに4-0と快勝。エースのメンフィス・デパイが2得点を決め、再任したルイ・ファン・ハール監督の初勝利を祝った。首位トルコ（勝ち点11）との差「1」をキープしている。
またEURO2020でも躍進を見せたデンマークは、フェロー諸島に85分のヨナス・ウィンドのゴールで辛くも1-0と勝利。これで予選5連勝を達成し、グループFの首位を快走している。
その他グループHでは、クロアチアがスロバキアに1-0と勝利。しかしロシアもキプロスを2-0で下したため、同勝ち点（10）で並んだままとなった。
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