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プレミアリーグ

今季屈指の名勝負「ウルヴス対シティ」を振り返る | 2019-00 プレミアリーグ名勝負

DAZN NEWS
今季屈指の名勝負「ウルヴス対シティ」を振り返る | 2019-00 プレミアリーグ名勝負(C)Getty Images

新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグでは中断が続いている。なかなかサッカーを視聴するのも難しい日々だが、DAZNでは29日より『Matches of The Season』と題し、今シーズンの名勝負を再配信している。最初に配信されたのは、昨年12月27日に開催されたプレミアリーグ第19節、ウォルヴァーハンプトン対マンチェスター・シティの一戦だ。

プレミアリーグ第19節 | ウォルヴァーハンプトン vs マンチェスター・シティ 

間違いなく、今シーズン屈指のスリリングな試合だろう。

2018-19シーズンのプレミアリーグで旋風を巻き起こしたヌーノ・エスピーリト・サント監督率いるウルヴスは、今季も変わらずの好調さを見せつけていた。その旋風の中心にいたのが、圧倒的な筋肉を身に纏うアダマ・トラオレ。そのトラオレの2得点により、すでにウルブズは第8節にマンチェスター・Cを撃破。その後も、トッテナムに敗北を喫するまでに11戦無敗を達成するなど乗りに乗っており、この試合も王者相手の「シーズンダブル」は、達成可能なミッションであった。

片やマンチェスター・Cは、シーズン序盤から不安定な戦いぶり。第5節で「確変中」だったノリッジに不覚を取ると、その後は第8節にウルブズ相手に勝利を献上。その後もリヴァプールやユナイテッドなど、優勝争いのライバルとの重要な試合を落とすなど、王者らしくないパフォーマンスが続く。特にエイメリク・ラポルテや、リロイ・ザネらの負傷による長期離脱が響き、不調から中々抜け出せない。この試合の前にはペップ・グアルディオラ監督が、リーグ戦で事実上の白旗宣言とも取れる発言をしており難しい局面にあった。

そういった時ほど、物事はうまく運ばないものだ。是が非でも勝ち点3を持ち帰りたいシティだったが、開始早々にいきなり厳しい展開に追い込まれてしまう。試合序盤の12分、シティのGKエデルソンが一発退場に。いきなり数的不利に追い込まれると、ジョゼップ・グアルディオラ監督はすかさずFWセルヒオ・アグエロを下げ、GKクラウディオ・ブラーボを投入する。

10人となったシティはここから堅守速攻にモデルチェンジ。すると21分にPKからスターリングが得点し、前半をリードして終えると、50分にはスターリングがまたもや得点を奪う。裏へ抜け出したスターリングが絶妙なループを流し込み、数的不利のシティがリードを2点に広げた。数的不利を物ともせず、さすがマンチェスター・シティと言わんばかりに実力を見せつけた。

だが、本当のジェットコースターはここからだった。

55分、2点を追うウルヴスは、前回の対戦に続きまたしてもトラオレ。強烈な低弾道のシュートを決め、シティを徐々に追い詰める。すると82分には、ラウール・ヒメネスがダイレクトで押し込んで、ついに同点に持ち込んだ。

しかし、ドラマはそこで終わらない。試合終了間際の89分、モリヌーに詰めかけたサポーターの感情が喜びで爆発する。右サイドからマシュー・ドハーティがカットイン、味方とのパス交換から左足で逆転弾を叩き込む。劇的なカムバックを目撃した満員のスタジアムは最高潮に達した。

そして試合はこのまま3-2で決着。主審の笛が鳴り響くと、ウルヴスサポーターの歓声でスタジアムが満ち溢れた。ウルヴスは、劇的な勝利を達成し5位に浮上しただけではなく、昨季プレミア王者に「シーズンダブル」を達成。シティは首位リヴァプールとの勝ち点差14を詰めることができず優勝がさらに遠のいてしまった。

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