明治安田生命J1リーグの開幕まで2週間を切った。DAZN（ダゾーン）では「#2020の主役は誰だ」をテーマに選手、解説者などを直撃。久保竜彦、楢崎正剛、巻誠一郎の元日本代表トリオが、それぞれ2020年の主役を推薦した。
ジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートさせ、東京ヴェルディやロアッソ熊本でプレーした経歴を持つ元日本代表FW巻誠一郎が、推薦したのはジュビロ磐田に所属するFW小川航基だ。各年代別代表の経験があり、世代のエースとまで言われたストライカーは現在22歳。今季は明治安田生命J2リーグでプレーすることになるが、東京五輪のメンバー入りに向けて活躍が期待される。巻も「プレースタイルも好きなプレースタイルだし、試合を見ていてなぜか追いかけてしまう。それはサッカー選手として大事なことかなと思う」と語り、小川への思いを明かした。
次に相馬勇紀（22歳）を推薦したのは、現役時代に横浜フリューゲルスと名古屋グランパスに在籍し、J1最多出場記録を持つ楢崎だ。18年に特別指定選手として名古屋でプレーしていた相馬とチームメイトだった楢崎は、「スピードもあるし、テクニックもあるし、いろいろなプレーができる」と評価。続けて、12月に日本代表にも初選出されたサイドアタッカーに対して「順調に成長している」と成長を喜んでいる。相馬は今季、期限付き移籍先だった鹿島アントラーズから再び名古屋に戻って新シーズンに挑む。どんなプレーを見せてくれるのか注目だ。
そして最後に、他の2人とは違った理由で推薦したのが久保だ。現役時代に「ドラゴン」と呼ばれ、サンフレッチェ広島や横浜F・マリノスでゴールを量産したストライカーは、普段から「よくご飯を食べに行く」という理由で大分トリニータの渡大生（26）を推薦。「そんなにうまい感じではないけど、前に前にという気持ちとダイレクトの当て方がうまい」と好きなプレーを称した。今季から大分トリニータへと新天地を求めた渡のゴールに期待したい。
巻に推薦された小川航基が所属するジュビロ磐田は23日14時、J2リーグ開幕節でモンテディオ山形と対戦する。また楢崎が推薦した相馬勇紀が在籍する名古屋グランパスは22日14時にJ1リーグ開幕戦でベガルタ仙台と、久保が推薦した渡大生を擁する大分トリニータは22日15時にセレッソ大阪と対戦する。いずれの試合もDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定だ。
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