1日に行われたカタールW杯アジア最終予選第8節の大一番、日本vsサウジアラビアは2-0で日本が勝利を収めた。
これで次戦、敵地でのオーストラリア戦で勝利すれば、カタール大会の本戦出場が決まる。かつてアジア最終予選を2度勝ち抜き、日本を2大会W杯に導いた元日本代表指揮官、岡田武史氏は1ゴール1アシストで勝利に貢献した伊東純也について「すごいですね。いつの間にか日本のキーマンになってますね。あまりみんな想像もしていなかったかもしれないけど」と4試合連続弾の右ウイングを称賛している。『DAZN』のマイクに対して語った。
先制点を決めた南野拓実のゴールシーンについては「南野はフィジカルもメンタルも良いコンディションで試合に臨んでいましたよね。でも、改めて見ると、これ本当に伊東さまさまですよね」と発言。ゴールを決めた南野に触れた一方、右サイドでのスピード勝負に競り勝ち、決定機を創出した伊東を称えている。
この試合では2列目を本職とする久保建英、堂安律らの出場機会がなかった。岡田氏は次のように述べ、若き司令塔たちの奮起に期待を寄せている。
「久保にしろ、堂安にしろ、試合に出られない悔しさ、これを持って次、彼らがレベルアップしてくる。そしたらチーム全体がレベルアップするという。いい循環が生まれれば良いですね」
そして元代表指揮官は「大きな一番をモノにした。これで次はオーストラリアということで。まあやってくれるでしょう。私はそこまで心配していない」と発言。次戦、敵地でのオーストラリア戦でも日本は勝ち点3をもぎ取ってくれるはずだと語った。
同日行われたオマーンvsオーストラリアは2-2で引き分けたこともあり、これで2試合を残して首位サウジアラビア(勝ち点19)、2位日本(勝ち点18)、3位オーストラリア(勝ち点15)と、日本とオーストラリアの勝ち点差は3に広がった。
次戦、日本は敵地で難敵オーストラリアを撃破し、1試合を残してカタールW杯本大会行きの切符を手にすることはできるのだろうか。第9節オーストラリアvs日本の一戦は、3月24日に行われる。
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