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【コラム】”伊藤洋輝”の名を刻んだ代表デビュー戦。「まだまだ。どうチームに貢献していくかを考えていきたい」 | 日本対パラグアイ | キリンチャレンジカップ2022

【コラム】”伊藤洋輝”の名を刻んだ代表デビュー戦。「まだまだ。どうチームに貢献していくかを考えていきたい」 | 日本対パラグアイ | キリンチャレンジカップ2022DAZN
【サッカー日本代表・コラム】6月2日の日本代表がパラグアイ代表に4-1と快勝した『キリンチャレンジカップ2022』。ドイツで過ごしたこの1年で逞しく成長を遂げ、代表初招集を掴み取った伊藤洋輝にいきなり代表デビューのチャンスが巡ってきた。
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自分の特徴を最大限発揮した前半のパフォーマンス

2022-06-03-Japan-H.ito-01(C)三浦彩乃

代表初招集のデビュー戦。どうしたって緊張したり、普段のパフォーマンスがなかなか出せなかったりするものだ。

ただ、ドイツで研鑽を積んだ23歳のDFは違った。自身のストロングポイントを前面に押し出し、サイドバックとCBの二つのポジションで存在感を発揮した。失点に絡むミスはあったかもしれない。それでも、日本代表に“伊藤洋輝”という名を刻むには十分な90分だった。

「W杯は小さい頃から目指していた舞台ですし、そこに食い込むチャンスがある、チャンスをもらえたことに感謝しています」

試合前から6月シリーズへの強い意気込みが伝わってきた。カタールW杯のメンバー入りに向けて決してチャンスが多くないことは理解している。だからこそ、残された時間でいかにアピールするかに目を向けていた。

「左足でボールを持った時の組み立てやゴールに直結するパスは、ドイツで求められているところ。そこは1年を通して出すことができたので、今度は日本代表のために、勝利のために、自分自身の特長を生かせればいい」

パラグアイ戦で起用されたポジションは、VfBシュトゥットガルトでプレーするCBとは異なる左のサイドバックだった。だが、「与えられたポジションを全力でプレーするだけ」と語っていた伊藤は、開始早々から積極的な姿勢を見せていく。ボールを受ければ周りをよく見て長短のパスから最適な選択をし、前方の三笘薫が仕掛けるときには欠かさずサポートに入る。「薫くんはドリブルで仕掛けられる選手なので、効果的な関わりをできるように意識していた」。前半5分や33分のシーンのようにタイミングよくオーバーラップを図ったところからチャンスメイクするなど、普段CBでプレーしているとは思えないような攻撃的姿勢で左サイドに厚みを作った。

そして、得意のロングフィードでも違いを見せる。36分の先制点の場面。プレッシャーをかけられたところで、いち早く浅野拓磨を見つけて長いボールを入れたのがスイッチとなり、素早い攻撃から先制点が生まれた。それ以外にも局面を変えるロングフィードは見事で、他の左サイドバックとは違う特徴を発揮することで評価を高めることにつながった。

レベルが上がった時にどれだけ違いを出せるか

2022-06-03-Japan-H.ito-02(C)三浦彩乃

後半はサイドバックからCBにスライドした中で、良い面と悪い面の両方が出た。「CBがリスクをかけてまで縦パスを入れる必要はないと感じている。これから2度とないよう、リスクを負わないようなプレーをしていかないといけない」と悔しがったように、自身のパスを奪われたところから失点を喫したことは課題として残った。

一方で、球際の強さや背後のケアという点では、ブンデスリーガで経験を積んできた凄みが出た。特に背後へのスルーパスに対して素早い動き出しで対応したシーンに現れるように、自信を持つ「背後のスピード勝負」で相手を封じたことはポジティブな要素と言える。本人は「まだまだ厳しい。どうチームに貢献していくかを考えていきたい」と謙遜したが、メンバー争いに割って入っていくだけのパフォーマンスを見せたと言っていいだろう。

あとはこのパフォーマンスをいかに継続して出していくことができるか。今回のパラグアイは、終盤の運動量の低下等を見てもフルコンディションで相対したわけではないことがわかる。今後、さらにレベルの上がった相手に対し、サイドバックやCBでどれだけ違いを出せるかがポイントになる。

カタールW杯に向け、最初の一歩を踏み出すことはできた。ただ、ここから先に進めるかは次の試合にかかっている。長友佑都や中山雄太、そしてCB陣の壁を超えていくためにも、さらなるアピールが求められている。

日本代表 招集メンバー

ポジション名前生年月日所属クラブ
GK川島 永嗣1983.03.20RCストラスブール
GK権田 修一1989.03.03清水エスパルス
GKシュミット・ダニエル1992.02.03シントトロイデンVV
GK大迫 敬介1999.07.28サンフレッチェ広島
DF長友 佑都1986.09.12FC東京
DF吉田 麻也1988.08.24サンプドリア
DF谷口 彰悟1991.07.15川崎フロンターレ
DF山根 視来1993.12.22川崎フロンターレ
DF板倉 滉1997.01.27シャルケ04
DF中山 雄太1997.02.16PECズヴォレ
DF冨安 健洋1998.11.05アーセナル
DF伊藤 洋輝1999.05.12VfBシュツットガルト
DF菅原 由勢2000.06.28AZアルクマール
MF/FW原口 元気1991.05.091.FCウニオン・ベルリン
MF/FW柴崎 岳1992.05.28CDレガネス
MF/FW遠藤 航1993.02.09VfBシュツットガルト
MF/FW伊東 純也1993.03.09KRCヘンク
MF/FW浅野 拓磨1994.11.10VfLボーフム
MF/FW南野 拓実1995.01.16リヴァプールFC
MF/FW古橋 亨梧1995.01.20セルティック
MF/FW守田 英正1995.05.10CDサンタ・クララ
MF/FW鎌田 大地1996.08.05アイントラハト・フランクフルト
MF/FW三笘 薫1997.05.20ユニオン・サンジロワーズ
MF/FW前田 大然1997.10.20セルティック
MF/FW堂安 律1998.06.16PSVアイントホーフェン
MF/FW上田 綺世1998.08.28鹿島アントラーズ
MF/FW田中 碧1998.09.10フォルトゥナ・デュッセルドルフ 
MF/FW久保 建英2001.06.04RCDマジョルカ

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