アーセナルのテクニカルディレクターを務めるエドゥ氏が、今夏の補強戦略について語っている。
今夏は日本代表DF冨安健洋を獲得するなど、積極的に動いたアーセナル。6人の選手獲得に総額1億5680万ポンド（約239億円）を投じたが、いずれも23歳以下と若手に。開幕3連敗と厳しいスタートを切ったチームのこの補強戦略には、現地メディアやファンの間でも批判の声が上がっている。
補強プランをミケル・アルテタ監督に設定したと明かすエドゥ氏は、イギリス『スカイスポーツ』に対して「もちろん、この状況は我々にとって大きな痛手だ。自分も苦しい。だが、私は全員が揃っているところ見たいんだ。一緒にプレーできた時に判断しよう。その後は問題ない。そうなった時に判断してほしい」と言及。そして、補強戦略について語っている。
「（ファンが納得していない）理由はわかる。まず第一に、全員がプレーしているのを見ていないからね。それも1つの理由だろう。だがお金のことだけではなく、もっと広い視野で見なければならない」
「23歳以下の選手を6人獲得したという事実は、我々のプランに大きな意味を持つ。一般的に、人々は1回の移籍市場だけを見たがるものだが、私は大きなな観点から言わなければならない。なぜなら、我々は1年前にチームを作り始め、より良い基盤を作るためにこのプランを始めたからだ」
「1年間で10人と契約したが、そのうち7人が23歳以下の選手だ。トップチームでも7人と契約更新したが、5人は23歳以下だね。なぜそうするのか？ 良い基盤を作るためにもう一度挑戦する理由があるからだ。我々は今あるチームを信じている。他の人はそうではないかもしれないが、我々は信じている。チームが一丸となって戦っているのを見れば、チームを信じられるんだ」
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