試合の概要
勝ち点65で首位を走るマンチェスター・シティと、勝ち点51で2位につけるマンチェスター・ユナイテッドが現地時間7日（日本時間8日1:30）にエティハド・スタジアムで激突する。
マンチェスター・シティ（1位 勝点65 ｜ 20勝5分け2敗 ｜ 56得点17失点）
首位を独走するマン・Cは前節、ホームにウォルヴァーハンプトンを迎えた。15分にリヤド・マフレズの折り返しから相手オウンゴールを誘ったチームは追加点を決めきれずにいると、61分にはセットプレーから失点。それでも、80分にガブリエウ・ジェズスが勝ち越し弾をマークすると、マフレズ、さらにG・ジェズスが2ゴール目を挙げて、終わってみれば4-1で快勝した。
ウルブス戦での勝利により、これで公式戦の連勝は「21」に。プレミアリーグでも、昨年12月から15連勝を記録している。ユナイテッドとのポイント差は「14」まで広がっており、仮にこの試合を落としても優勝への視界が悪くなることはない。それでも、宿敵に連勝をストップされるのは避けたいだけに、積極的に勝ち点3を狙っていくはずだ。
注目選手：ルベン・ディアス
昨夏にベンフィカから推定6800万ユーロで加入した23歳のポルトガル代表センターバックは、期待以上のパフォーマンスで今季リーグ最少失点「17」のチームの中心に。それでも、直近のリーグ4試合はいずれも失点を喫している。カウンター時に強烈なスピードを発揮してくるユナイテッド攻撃陣に対し、ルベン・ディアスのラインコントロールやカバーリングはクリーンシートを狙ううえで重要になってくるだろう。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：エデルソン
- DF：ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、カンセロ
- MF：ロドリ、ギュンドアン、デ・ブライネ
- FW：マフレズ、ガブリエウ・ジェズス、スターリング
マンチェスター・ユナイテッド（2位 勝点51 ｜ 14勝9分け4敗 ｜ 53得点32失点）
一方のユナイテッドは前節、アウェーでクリスタルパレスと対戦。エディンソン・カバーニが復帰したチームだが、なかなか攻撃のテンポを上げることができず、粘り強い守備を見せる相手に苦戦。後半にはGKディーン・ヘンダーソンの好守に救われる場面もあり、最終的に0-0のまま勝ち点を落とした。レスターの躓きもあって2位の座をキープしたチームだが、直近の5試合では4分けと失速気味だ。
この試合に向けては、引き続きポール・ポグバが欠場見込み。また、第1子誕生によりスペインに帰国中のダビド・デ・ヘアも不在となる。さらに、直近のC・パレス戦での出場を見送ることになったヴィクトル・リンデレフやアントニー・マルシャル、ドニー・ファン・デ・ベークらも起用できるか微妙な状況となっている。
この試合で勝ち点を落とせば、奇跡的な逆転優勝の可能性はさらに低くなる。国内最多優勝クラブのプライドをかけて、宿敵の連勝ストップだけでなく勝ち点3を奪ってみせたい。
注目選手：エディンソン・カバーニ
負傷から復帰した前節はコンディションや試合勘の不足を感じさせただけに、このダービーで本領発揮といきたい。チームは直近の公式戦3試合で無得点。この頼れるベテランストライカーが、確度の高いポストプレーでマーカス・ラッシュフォードやダニエル・ジェイムズを活かしつつ、持ち前の決定力を発揮できれば勝利への可能性は高まるはずだ。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：ヘンダーソン
- DF：ワン＝ビサカ、バイリー、マグァイア、ショー
- MF：フレッジ、マクトミネイ
- MF：D・ジェイムズ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
- FW：カバーニ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 解説：戸田和幸 実況：下田恒幸
- キックオフ：2021年3月8日（月）日本時間1:30
- 会場：エティハド・スタジアム
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