19位のワトフォードだが、トッテナムとドローの試合も
ホームのワトフォードは19位に低迷。一方のリヴァプールは2位のマンチェスター・シティに勝点22の差をつけて首位を快走している。プレミアリーグの通算対戦成績も古豪のリヴァプールが19勝2分け4敗と大きく勝ち越しており、今節もユルゲン・クロップ率いるチームが主導権を握る展開が見込まれる。
下位に落ち込むワトフォードだが、ジャイアントキリングの可能性はゼロではない。第18節ではホームでマンチェスター・ユナイテッドを2−0で下し、第23節ではトッテナムとスコアレスドローを演じるなど、時折番狂わせを起こしてきた。4−2−3−1が攻守にバランスよく機能すれば、リヴァプールの足元をすくう展開もあり得る。
ワトフォードの注目選手は2人。GKのベン・フォスターはかつてアレックス・ファーガソンに見初められマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた。イングランド代表歴もあり、193センチの長身を生かしゴール前に立ちふさがる。攻撃ではスペン代表歴を持つジェラール・デウロフェウがカギを握る。バルセロナの下部組織で育ったアタッカーで、抜群のテクニックでチャンスを演出する。
対するリヴァプールはプレミアリーグで無敗と無類の強さを発揮している。2020年1月に入ってからのプレミアリーグ8試合のすべてで得点。うち6試合で複数得点を挙げるなど、攻撃の完成度が高い。ボールを奪われたらすぐに奪い返し、無駄のないプレーでゴールに迫る戦術が浸透している。
リヴァプールの攻撃陣は豪華絢爛だ。エジプトのモハメド・サラー、ブラジルのロベルト・フィルミーノ、セネガルのサディル・マネ、イングランドのアレックス・オックスレイド＝チェンバレンと、各国代表のアタッカーがそろう。国内リーグ戦に加え、FAカップとUEFAチャンピオンズリーグを戦うリヴァプールは過密日程なだけに、ベンチ生活が続く南野拓実の起用も十分にあり得る。
両チームの2019-20シーズンの成績
ワトフォード（19位）
27試合／5勝・9分・13敗（勝点24）／24得点・43失点
リヴァプール （1位）
27試合／26勝・1分・0敗（勝点79）／64得点・17失点
ワトフォード対リヴァプールの試合日程・放送予定
日程：2020年3月1日（日）02:30 キックオフ
会場：ヴィカレージ・ロード
放送・配信時間（DAZN）：02:30
※時間はすべて日本時間
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