試合の概要
バルセロナが日本時間6日のラ・リーガ第29節でバジャドリードを本拠地カンプ・ノウに迎える。
バルセロナ（3位 勝ち点62｜19勝5分4敗｜67得点24失点）
バルセロナは前節、レアル・ソシエダと敵地で対戦して6-1で大勝。アントワーヌ・グリーズマンが先制点を奪うと、セルジーニョ・デスト、リオネル・メッシが2点ずつを記録し、ウスマン・デンベレにも得点が生まれて圧倒するままに試合を終えた。
これでリーグ戦においては18戦無敗の直近5連勝。リーグテーブル上では首位・アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は「4」、すでに今節を消化している暫定2位・レアル・マドリードとの勝ち点差は「1」となっている。
代表ウィーク明けで迎える今回の一戦。その次の10日にはレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”が控えており、負傷離脱中のジェラール・ピケの回復状態も気がかりだが、まずは格下との一戦を確実にものにして優位な状況で決戦に臨みたい。
注目選手：リオネル・メッシ
前節も2試合連続となる2ゴールを記録した好調のエース。直近の出場したリーグ戦14試合連続で得点かアシストを記録しており、その間の成績は18ゴール8アシストと圧倒的。今節もキーマンになることは間違いなく、クラシコに向けてコンディションを上げている様子を見せてくれそうだ。
予想フォーメーション（3-4-3）
- GK：テア・シュテーゲン
- DF：ミンゲーサ、デ・ヨング、ラングレ
- MF：デスト、ブスケツ、ペドリ、アルバ
- FW：デンベレ、メッシ、グリーズマン
バジャドリード（16位 勝ち点27｜5勝12分け11敗｜26得点38失点）
バジャドリードは前節、名門セビージャをホームに迎えて1-1で引き分けている。貴重な勝ち点1を手にする結果となったが、前半44分にファビアン・オレジャーナが先制点を奪取を奪ったものの後半ATに同点弾を決められる悔しいドローとなった。
とはいえ、低空飛行を続けるバジャドリードの直近リーグ4試合の戦績は1勝3分け無敗。とりわけ守備面では7試合連続で複数失点を喫しておらず、泥臭くも勝ち点を一歩ずつ積み重ねる戦いを続けている。
リーグテーブルでは1試合消化試合数の多い暫定18位・ウエスカとの勝ち点差が「5」、今節未消化の17位・エルチェとの勝ち点差は「2」。厳しい残留争いが続く中でメガクラブとの対戦となるが、もし勝ち点を得ることができれば終盤戦に向けて大きく弾みを作ることができる。
注目選手：ロケ・メサ
かつてラス・パルマスでリーグ有数のパサーとして頭角を現し、セビージャでもプレーした経験豊富なベテランMF。また、172cmと小柄ながらハードな守備も可能であり、戦術理解度の高さも相まって相手の狙いどころを予測したポジショニングが可能だ。攻撃にそれほど人数を割ける展開にはならなさそうなだけに、ボール回収から攻撃に転じる瞬間の精度という面でも鍵を握ることになりそうだ。
予想フォーメーション（3-5-2）
- GK：マシプ
- DF：J・サンチェス、ブルーノ、エル・ヤミク
- MF：ヤンコ、アルカラス、O・プラーノ、R・メサ、オラサ
- FW：ヴァイスマン、S・グアルディオラ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年4月6日（火）日本時間4:00
- 解説：福田正博 実況：桑原学
- 会場：カンプ・ノウ
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