チェルシーは25日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16（決勝トーナメント1回戦）第1戦バイエルン戦に臨み、ホームで0-3という痛恨の敗戦を喫した。試合後、チェルシーの指揮官であるフランク・ランパード監督は、「厳しいレッスンになった」と完敗を認めている。欧州サッカー連盟公式サイト『UEFA.com』が伝えた。
国内リーグで苦戦が続くチェルシーは25日、CLラウンド16でバイエルンと対戦。前半こそ拮抗した戦いを演じたものの、後半に入ってからバイエルンの猛攻を受けて3失点を奪われ、ホームで0-3という痛恨の完敗を喫してしまった。
第2戦を前に苦しい敗戦を喫したランパード監督は「これがこのレベルのフットボールというものだ」と対戦相手のバイエルンを称賛。「バイエルンは本当に強いチームで、すべての力を発揮しないと今夜のゲームのように難しいものとなってしまう。今日、彼らは素晴らしいクオリティを見せていた。リスペクトしなければならない」と完敗を認めるしかなかった。
またランパード監督は「厳しいレッスンになった。我々は長い間このレベルにいなかったし、これが現実だ。選手たちはノックアウトラウンドで戦うのに必要なレベルを理解する必要がある」と説明。チーム全体のレベルをさらに上げていく必要があると説いている。
第2戦はイタリア代表MFジョルジーニョやスペイン代表DFマルコス・アロンソが出場停止となることが決まっているチェルシー。「プライドを持ってミュンヘンへ乗り込む必要がある」と気丈に振る舞った指揮官は、第2戦でミラクルを起こすことができるのだろうか。CLラウンド16第2戦は3月18日、バイエルンのホームであるフースバル・アレーナ・ミュンヘンで開催予定となっている。
チェルシーが完敗を喫したCLラウンド16第1戦バイエルン戦の模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
また、ランパード監督が率いるチェルシーは現地時間29日、プレミアリーグ第28節でボーンマスと対戦する。この試合は日本時間3月1日0時からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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