日本代表MF久保建英の所属するビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督が、チームの好調にも冷静な見解を示している。サッカーメディア『Goal』が伝えた。
ビジャレアルは現地時間2日、ラ・リーガ第8節でレアル・バジャドリードをホームに迎え、2-0で勝利。勝ち点を「15」まで伸ばして暫定3位に浮上した。
とはいえ、ビジャレアルが8試合を消化しているのに対し、2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)を長く戦っていた影響で、レアル・マドリードが7試合、アトレティコ・マドリードとバルセロナが6試合の消化にとどまっている。エメリ監督は、そのことを踏まえて現状について以下のように評価した。
「3位に位置していることは大して意味がない。順位表は真実ではなく、まだプレーされるべき試合が残されている。私たちは私たちの道を、自分たちのスタイルで歩んでいく。そうやって進まななければならない」
一方で、レアル・マドリードはここまで5勝1分け1敗、バルセロナは2勝2分け2敗とスロースタートなのも確かだ。エメリ監督は、その他のチームにも優勝の可能性が出てくるかもしれないと口にした。
「今季のマドリーとバルサは可能性の幅を与えてくれている。ラ・レアル(暫定首位のレアル・ソシエダ)はとても良いプレーを見せているし、一方でアトレティコは決してつまずくことがない。しかし私たちは私たちの道を歩んでいき、最高の私たちを発見したい。チームの軌跡には満足しているが、まだ改善されてなくてはならないんだ」
「確かにリーグ戦がよりオープンなものになれば、他チームにチャンスが巡ってくることになる」
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