レアル・マドリードは、ジネディーヌ・ジダン監督の退任に備え始めているようだ。スペイン『スポルト』が伝えている。
昨季はラ・リーガを制したものの、今季は苦しい戦いが続くレアル・マドリード。今季公式戦の成績は7勝3分け5敗と、勝率は5割を切っている。この状況に、先日『マルカ』など複数メディアは、ジダン監督が上層部の信頼を失っていると指摘。解任の可能性もゼロではないと報じていた。
『スポルト』は、5日のラ・リーガ第12節セビージャ戦を含め、チャンピオンズリーグのボルシアMG戦、ラ・リーガ第13節のアトレティコ・マドリード戦のビッグマッチ3連戦が指揮官にとって非常に重要だと指摘。結果が伴わなければ、「最後の一撃になるかもしれない」と分析している。
そして、ジダン監督が去る場合の後任をリストアップしているとし、現在フリーのマウリシオ・ポチェッティーノ氏とすでにコンタクトを取っていると伝えた。
また同メディアによると、クラブ上層部はチームからの反応を期待しており、セビージャ戦でパフォーマンスを取り戻すことを願っているという。しかし状況は「非常に複雑」であるようだ。ポチェッティーノ氏には「彼らが探しているプロフィールがある」とし、最有力候補であるアルゼンチン人指揮官は「喜んで引き受けるだろう」と綴った。
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