前節を終えてミランと並ぶ57ポイントを獲得し、首位へと浮上したルチアーノ・スパレッティ率いるナポリ。7日、スクデット争いのライバルであるミランをホームのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナに迎え、直接対決へ臨んだ。だが49分、ミランの35歳FWオリヴィエ・ジルーに先制点を許すと、ホームの観客の後押しも実らず、そのまま0-1と痛い敗戦を喫した。
ポイントを積み重ねることはできず、インテルにも追い抜かれて3位へと後退したナポリ。主将のFWインシーニェは、逃したチャンスを悔やんだ。
「素晴らしい夜にするための前提条件は揃っていた。だが何かが機能しなかった。もちろん自分たちの責任もあるだろう。スタジアムにはたくさんの観客が詰めかけ、僕らを応援してくれていただけに残念だ。ファンを喜ばせることができなかったことが、何よりもつらい」
「大きなチャンスを無駄にしてしまったと感じている。だがもはや終わったことだ。泣いたって仕方がない。まだ試合は残っているので、今夜よりも良いパフォーマンスを目指して集中していきたい。(主将として)試合終了後にスピーチをしたか? いや、その必要はなかった。ただ、悲しみに沈んでいた。明日、冷静になって分析し、話をした方が良いだろう」
今シーズン、ミランやインテルとともに激しいスクデット争いを繰り広げているナポリ。ディエゴ・マラドーナ氏を擁した黄金期の1889-90シーズン以来となるリーグ優勝を目指している。
「今日のようなパフォーマンスでは、このチームは誰の記憶にも残らないだろう。僕らは歴史を刻みたい。だがそのためには、もっと努力しなければならない。まずは僕自身がもっと頑張るべきだったと感じている」
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