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【特集】決勝トーナメント進出に大きく貢献!! グループリーグで輝いた3人の選手とは | AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022 | U-21日本代表

川端暁彦
【特集】決勝トーナメント進出に大きく貢献!! グループリーグで輝いた3人の選手とは | AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022 | U-21日本代表DAZN
【U-21日本代表・コラム】6月1日に開幕したAFC U-23アジアカップ。日本はサウジアラビアやUAEといった強敵と対戦しながら、2位でグループリーグを突破した。今回、グループリーグで目立ったパフォーマンスを残した3人を、現地で取材している川端暁彦氏にピックアップしてもらった。
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鈴木唯人

2022_6_10_u-21japan_suzuki(C)2022 Asian Football Confederation (AFC)

生年月日:2001年10月25日
GL成績:2試合1得点(177分)

インサイドハーフで新境地を披露

3月のドバイカップでは「結果が欲しい。点を取りたい」と切望。ゴールへ徹底してこだわると誓った今季、代表でも「得点をまず意識している」と自分自身をブラッシュアップするためのトライを続けてきた。

そうして迎えたAFC U23アジアカップ第1戦。鈴木唯は待望の大岩体制での初ゴールを記録する。こぼれ球を受けてからの落ち着いたボールさばきと体さばきから、「落ち着いて(相手を)見られた」というシュートを沈めてみせた。

「得点しか考えてなかったわけではないけれど、やはり一番評価されるのはそこ。内容も大事だけれど、まず得点を求めながらやっていた」

自ら「今年に入ってゴール前で余裕を持てるようになってきた」と語るように、ワンランク上のプレーをJリーグでも見せてきた。単にゴールへの期待感が増したというだけではない。この第1戦は「あのポジションは好き」と語るインサイドハーフで先発し、「ハードワークが求められるところで自分の武器を出せるし、前向きで(ボールを受けて)前へと入っていける。見えているものが増えてやりやすい」という新境地も披露。走れて運べて点も取れるMFとして、新たな可能性ものぞかせている。

鈴木彩艶

2022_6_10_u-21japam_zion(C)2022 Asian Football Confederation (AFC)

生年月日:2002年8月21日
GL成績:2試合1失点(180分)

ビッグセーブ連発の背景にある国際舞台の経験

若干の迷いも口にしていた春先とは異なり、威厳と自信が漲るプレーぶりを第1戦から見せ、PKセーブなど大活躍。そして優勝候補のサウジアラビアと激突した第2戦では、さらに抜きん出た存在感を見せ付けた。

背景にあるのは浦和で味わった「AFCチャンピオンズリーグでの経験」だ。久々に臨んだ国際舞台でゴールを任され、今季から指導を受けて「『マジかこれ』と思った」というジョアン・ミレッGKコーチの理論を実戦で試す中で「これが正しいと思えた」と自信を深めた。

感覚的にプレーしていた部分を理論に基づいて修正した成果は第2戦でも見られた。「今までは低めのポジションを取っていましたが、高めの位置を取って対応する」というミドルシュートへのポジショニングとセービングはその一例だ。

また、キックでも魅せている。第1戦はボールの違いに戸惑いもあり、「めっちゃ力を抜いて蹴ったボールが、めっちゃオーバーしてしまった」というが、第2戦ではしっかり修正。飛距離と精度を伴うロングキックからチャンスも作り、加えて「2CBの間をのぞけて、自分からボランチの選手に付けられた」と語るように、一列飛ばしての組み立てのパスも光っていた。

内野貴史

2022_6_10_u-21japan_Uchino2(c)池田タツ

生年月日:2001年3月7日
GL成績:2試合0得点(180分)

誰よりもタフに戦う右サイドバック

第1戦では右サイドバックとして2得点に絡む活躍ぶりで、守備でもキラリと光る貢献を見せた。第2戦は逆にベンチを温める形になったが、代わって出たDF半田陸のプレーに刺激を受けて、さらに燃えた。

「半田陸はこの世代でずっと右SBをやってきているので、陸に対してライバルという気持ちはあります。でも、今は陸のほうが上だと思っている。彼がこれまで代表で活躍し、監督や日本代表の関係者の信頼を勝ち取って残ってきていて、僕はここから。彼のプレーから学ぶことは多かったし、攻守ともにアグレッシブで刺激を受けました」

ライバル心とリスペクトの気持ちを持ちつつ、いざ試合に出れば誰よりもタフに戦う。そうした姿勢はタジキスタンとの第3戦で先発したときも顕著に見られ、退場者を出す中でMFのポジションへスライドしてからも動じずに振る舞う姿は、代表経験の浅い選手とは思えぬ頼もしさを感じさせた。

そのバックボーンにあるのはもちろん、ジェフユナイテッド千葉U-18を卒業してからドイツに渡り、下部リーグから叩き上げてきた経験値だろう。デュッセルドルフでは僚友の日本代表MF田中碧からも刺激を受ける。

「碧くんは一番勇気がある選手。『怖がらずに出せ』と言われるし、『それで取られたら俺のミスだから出せ』と。そういう碧くんの姿勢はすごく参考になるし、学ばせてもらっています」

強気に前向きに、そして賢くタフに戦う。姿勢や思考も含めて、もはやチームに欠かせない選手の一人だ。

文・川端暁彦

1979年8月7日生まれ。大分県中津市出身。フリーライターとして取材活動を始め、2004年10月に創刊したサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の創刊事業に参画。創刊後は同紙の記者、編集者として活動し、2010年からは3年にわたって編集長を務めた。2013年8月からフリーランスとしての活動を再開し、現在に至る。

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AFC U-23アジアカップ 試合日程(全試合DAZNが独占配信)

準々決勝

日時試合
6月11日(土)22:00オーストラリア vs トルクメニスタン
6月12日(日)1:00ウズベキスタン vs イラク
6月12日(日)22:00韓国 vs 日本
6月13日(月)1:00サウジアラビア vs ベトナム

2022年6月15日(水)~6月16日(木)

3位決定戦

2022年6月18日(土)

決勝

2022年6月19日(日)

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