アストン・ヴィラのクリスティアン・パースローCEOが、主将ジャック・グリーリッシュのマンチェスター・シティ移籍について語った。
下部組織時代からアストン・ヴィラで過ごし、主将として活躍していたグリーリッシュ。かねてからビッグクラブが獲得に動いていることが伝えられていたが、今夏マンチェスター・Cへの移籍が決定。移籍金は、英国史上最高額となる1億ポンド(約152億円)となった。
そんな主将の退団について、パースローCEOが説明。2020年に契約延長した際に1億ポンドの契約条項を結んでいたと明かしつつ、「彼に退団を告げられたときはとてもエモーショナルだった」と振り返っている。
「ジャックは、ヴィラがチャンピオンズリーグ(CL)を逃し、CL権を持つクラブからオファーがあった場合、彼の決断を妨げないことを望んでいた。これが、いわゆる契約解除条項を締結することで合意した理由だった」
「我々は英国史上最高額となる1億ポンドを設定していた。この条件が満たされないことを願いながら設定したが、彼の唯一の価値を示すものになってしまったね」
なおアストン・ヴィラは、今夏の移籍市場でエミリアーノ・ブエンディア、ダニー・イングス、レオン・ベイリーらを獲得。積極的な補強を行っている。パースローCEOは「この日がいつか来ることはわかっていた」としつつ、以下のように続けた。
「我々の戦略は、ジャックの能力である創造性、アシスト、ゴールを分析しつつ分担し、それらの特性を3人のアタッカーに求めることだった。この重要な目標は達成できたと思っている。そうすることで、1人の素晴らしい選手への過剰な依存を減らすことができたと思う」
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