ヴィッセル神戸対アビスパ福岡の見どころ
10月の代表ウィークを終えて今週末から再開を迎えるJリーグでは、ACL出場権の確保を目指す神戸と今節で残留を決めたい福岡が激突する。
神戸は、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のために落とせない状況が続いている。4位の名古屋グランパスから6位の鹿島アントラーズまで勝ち点4差。ACL出場権争いは混戦模様を呈している。
それでも前節は、FW大迫勇也の移籍後初得点を皮切りに、最後はFWボージャン・クルキッチの移籍後初得点で締めくくって5得点の大勝。5位浦和レッズとの直接対決を制し、ACL出場権に前進する貴重な勝ち点3を獲得している。この勢いを代表ウィーク後も続けたいところだ。
その中で日本代表に選出されていたFW大迫勇也が12日のオーストラリア戦で負傷。今節はエースを欠く中での一戦となりそうだ。ただFW武藤嘉紀が3戦連発中と好調をキープ。波に乗り始めている背番号11には、今節も勝利に導くゴールが期待される。
対する福岡は、悲願の残留確定まであと一歩と迫っている。ここまで5年周期というサイクルでJ1昇格を実現してきたが、1年でJ2へ逆戻りしてしまうという”5年周期説”に悩まされてきた。しかし今シーズンは一味違う。J1残留まであと1勝まで迫っている。
前節も勝てば残留が決まるシチュエーションのなかで迎えたが、清水エスパルスに喫した2得点を跳ね返し切れずに、6試合ぶりに黒星。ただチームの状態は悪くない。清水戦の黒星までは5試合で4勝1分。首位の川崎フロンターレに初黒星をつけたのも他ならぬ福岡だった。
無敗をキープしていた5試合は、全てが先行逃げ切りでの勝利。ここまで先制したゲームは13試合あるが、11勝2分と圧倒的な勝率を誇っている。逆に先制された試合では、わずか2勝と対照的な結果となっているだけに、神戸の破壊力ある攻撃を抑えて、一瞬のスキを突いて”先制点”を奪えるか。どちらが先に得点を奪うかは勝敗を左右するポイントになりそうだ。
神戸がACL出場権争いにラストスパートをかけるか、福岡が目標に到達するか。注目必至の好カードは、15日の16:00からキックオフを迎える。
関連記事
● 直近のDAZN番組表(全体)
● 直近のDAZN番組表(Jリーグ)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?