プレミアリーグ第31節が現地時間6月23日～25日にかけて行われた。
第31節の総評ミッドウィーク開催となった今節、2位のマンチェスター・シティと20ポイント差をつけるリヴァプールは、水曜日にクリスタル・パレスに4-0と圧勝。南野拓実は74分から出場したものの、ゴールには絡めなかった。リヴァプールはこの勝利により、翌日に試合を控えるマン・Cがチェルシーに引き分け以下に終われば、7節を残して優勝を決める状況とした。
そして迎えた注目のチェルシー対マン・Cは、36分にバンジャマン・メンディの軽率なプレーを見逃さなかったクリスティアン・プリシッチのゴールでチェルシーが先制。55分にはケヴィン・デ・ブライネが見事な直接FKを沈めて1-1となったが、78分にはエリア内でフェルナンジーニョがハンドを犯し、チェルシーにPK。ウィリアンが決めたゴールを決勝弾とし、チャンピオンズリーグ（CL）出場権確保を狙う4位のチェルシーが3ポイントを上乗せした。
この結果、リヴァプールの1989-90シーズン以来、30年ぶり19度目となるリーグ優勝が決定。1992年に創設されたプレミアリーグでは悲願の初優勝となった。
試合後、ユルゲン・クロップ監督は「信じられない。考えていた以上の気分だ」と歓喜。主将ジョーダン・ヘンダーソンも「本当に幸せだよ。ちょっとパニックだけど、素晴らしい感覚だね。僕らが達成したことを誇りに思う」と喜んだ。南野は稲本潤一、香川真司、岡崎慎司に続き、日本人選手として4人目となるプレミアリーグ優勝経験者となった。
そのほか、CL出場権を争うクラブでは、5位のマンチェスター・ユナイテッドがシェフィールド・ユナイテッドとの試合をアントニー・マルシャルのハットトリックで快勝した。
一方、3位のレスターはブライトン＆ホーヴ・アルビオンと0-0に終わったことで再開後2試合連続ドロー。後方からの足音が気になる状況となっている。
第31節の結果
レスター 0-0 ブライトン
【得点者】なし
トッテナム 2-0 ウェストハム
【得点者】オウンゴール（64分）、ケイン（82分）
マンチェスター・ユナイテッド 3-0 シェフィールド・ユナイテッド
【得点者】マルシャル（7分、44分、74分）
ニューカッスル 1-1 アストンヴィラ
【得点者】ニ：ゲイル（68分） ア：
ノリッジ 0-1 エヴァートン
【得点者】Mi・キーン（55分）
ウォルヴァーハンプトン 1-0 ボーンマス
【得点者】R・ヒメネス（60分）
リヴァプール 4-0 クリスタルパレス
【得点者】アレクサンダー=アーノルド（23分）、サラー（44分）、ファビーニョ（55分）、マネ（69分）
バーンリー 1-0 ワトフォード
【得点者】ジェイ・ロドリゲス（73分）
サウサンプトン 0-2 アーセナル
【得点者】ヌケティア（20分）、ウィロック（87分）
チェルシー 2-1 マンチェスター・シティ
【得点者】チ：プリシッチ（36分）、ウィリアン（78分／PK） マ：デ・ブライネ（55分）
第32節の日程・対戦カード
前節に続き、今節も最後の最後に マンチェスター・シティ 対 リヴァプール のビッグマッチが控える。
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 6/27（土） | 12:30 （20:30） | アストンヴィラvsウォルヴァーハンプトン |
| 6/28（日） | 16:30 （翌0:30） | ワトフォードvsサウサンプトン |
| 6/29（月） | 20:00 （翌4:00） | クリスタルパレスvsバーンリー |
| 6/30（火） | 20:15 （翌4:15） | ブライトンvs マンチェスター・U |
| 7/1（水） | 18:00 （翌2:00） | アーセナル vsノリッジ |
| 7/1（水） | 18:00 （翌2:00） | ボーンマスvsニューカッスル |
| 7/1（水） | 18:00 （翌2:00） | エヴァートンvsレスター |
| 7/1（水） | 20:15 （翌4:15） | ウェストハムvs チェルシー |
| 7/2（木） | 18:00 （翌2:00） | シェフィールド・Uvs トッテナム |
| 7/2（木） | 20:15 （翌4:15） | マンチェスター・シティ vs リヴァプール |
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