試合の概要
リヴァプールとエヴァートンのマージーサイドダービーが日本時間4月25日の0:30からアンフィールドで開催される。
リヴァプール（2位 勝点76 ｜ 23勝7分け2敗 ｜ 83得点22失点）
リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えた前節、試合を通じて相手を圧倒。ルイス・ディアス、サディオ・マネ、そしてモハメド・サラーの2発で、4-0と完勝した。これにより、首位のマンチェスター・シティとの1ポイント差をキープしている。
引き続き勝ち点を落とせない今回のダービーに向けたチーム状況では、足を負傷したロベルト・フィルミーノが欠場するものの、それ以外のメンバーのコンディションは概ね良好。ユルゲン・クロップ監督は試合前会見で「この試合のことだけ考える」と口に。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ準決勝を控えているものの、コンディションを見極めたうえで強力なメンバーを選択するだろう。
注目選手：モハメド・サラー
1月のアフリカネイションズカップ参戦後、エジプト代表としてカタール・ワールドカップ行きを逃していたサラーは、前節まで公式戦6試合ノーゴールに。それでも、マン・U戦では7試合ぶりにネットを揺らし、2ゴール1アシストの快パフォーマンスを披露した。今季の公式戦ゴール数を大台の「30」に乗せた中、このビッグマッチでも引き続きの活躍が期待できる状態だ。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：アリソン
- DF：アレクサンダー＝アーノルド、マティップ、ファン・ダイク、ロバートソン
- MF：ヘンダーソン、ファビーニョ、ケイタ
- FW：サラー、ジョタ、ルイス・ディアス
エヴァートン（17位 勝点29 ｜ 8勝5分け18敗 ｜ 34得点53失点）
一方、前々節のマン・U戦を制したエヴァートンだが、前節のレスター戦ではホームでドローに。2試合未消化とはいえ、降格圏の18位バーンリーと1ポイント差の17位と、残留争い真っただ中で今回のマージーサイドダービーを迎える。
フランク・ランパード監督率いるチームでは、ストライカーのドミニック・カルヴァート＝ルーウィンが負傷離脱中で欠場に。戦線離脱していたドニー・ファン・デ・ベークはレスター戦でベンチ入りしたが出場機会はなく、ここも先発は回避させそうだ。
昨年12月にホームで行われたダービーは1-4と惨敗。シーズンダブルを避けて、残留に向けて何としても勝ち点を獲得したい一戦となる。
注目選手：リシャーリソン
アンフィールドでの一戦ということもあり、耐える時間が長くなるとみられる今回のダービー。前後半の立ち上がりなどでインテンシティを高めつつ、カウンター主体のチャンスを確実にモノにしていく必要がある。特に、得点源のカルヴァート＝ルーウィンが不在の中で期待がかかるのが、このセレソンのアタッカーだ。直近の3試合で3ゴールを挙げており、センターフォワードとしての出場が濃厚な今回の試合でもカウンターの旗手となりつつ、決定力を発揮したい。
予想スタメン（4-5-1）
- GK：ピックフォード
- DF：コールマン、ミナ、ゴッドフレイ、マイコレンコ
- MF：イウォビ、アラン、デルフ、ゴードン、グレイ
- FW：リシャーリソン
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年4月25日（月）日本時間0:30
- 解説：水沼貴史 実況：安井成行
- 会場：アンフィールド
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