レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが、自身の将来について語り、キャリアを退くタイミングを明かしている。『dpa通信』が伝えた。
バイエルン・ミュンヘンの下部組織で2007年にプロキャリアをスタートさせたクロースは、ドイツ代表の一員として14年のFIFAワールドカップを制した後にレアル・マドリードへ移籍。在籍6シーズンでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3度制覇、FIFAクラブワールドカップを4度制覇するなど、数々のタイトル獲得に貢献してきている。タイトル獲得に関しては「タイトル獲得の感触は中毒性がある。僕もその虜だよ」と語り、新たなタイトルに対する気持ちが常に湧き出ていることを口にした。
一方で、1月4日に30歳を迎えたクロースは「僕は明らかに38歳までプレーする選手ではない」と話し、キャリアの引き際をすでに決めていることを明かした。
「2023年夏まで残り3年半の契約を結んでいる。その時には33歳だ。そうなれば、先の契約を結ばずに他に何をしたいのかを考えるにはいい年齢だろ。そこまでくれば、僕のキャリアが終わるまではもうすぐだ」
またセカンドキャリアについては「決定するのは子どもたち」とし、家族がマドリードで快適に過ごしているため、スペインを離れる予定はないと語っている。キャリアの終焉を見据えるクロースが、残りの現役生活でどんなプレーを見せてくれるのか注目したい。
クロースの所属するレアル・マドリードは9日(現地時間)、ラ・リーガ・サンタンデール第23節でオサスナと対戦する。この試合はDAZNで日本時間10日0時~にライブ配信される。
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