アスレティック・ビルバオFWアリツ・アドゥリスが、現役引退を発表した。
2002年にビルバオのファーストチームデビューを飾ったアドゥリス。その後スペインの様々なクラブで活躍したものの、古巣ビルバオには計3期間、12シーズンにわたって所属。バスク地方のクラブで公式戦405試合に出場し、172ゴールを記録している。今季はラ・リーガ15シーズン連続ゴールを達成するなど、ビルバオの“生けるレジェンド”としてサポーターから愛されていた。
2月に39歳の誕生日を迎えたアドゥリスだが、開幕前に今シーズンいっぱいでの引退を表明していた。しかし、股関節の負傷が影響し、シーズン終了を待たずにスパイクを脱ぐことを発表している。
「医者から可能な限り通常の日常生活を送るために、早めに手術を受けたほうが良いと言われた。残念だけど、僕の身体は『もう十分だ』と言っている。僕が望むように、またふさわしい形でチームメイトをもう助けられない。これがプロアスリートの人生だ。とてもシンプルだ」」
「僕たちには別れを言える時間があるから、夢見ていたファイナルのことを忘れてしまおう。さようならを言う時間は来たし、これが僕にとってのエンディングだ。最初から最後まで忘れられない、最高のものだった」
「心の底からありがとう」
ビルバオは今シーズン、コパ・デル・レイ決勝に進出。史上初となるレアル・ソシエダとの決勝“バスクダービー”を控えていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で試合は延期に。アドゥリスにとって集大成とも言うべきビッグマッチだったが、決勝を前に惜しくも引退を決断している。
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