コッパ・イタリア 準々決勝が現地時間1月27日～1月29日に行われた。
準々決勝の総評
インテルとミランによるダービーマッチは多くのことが起きる一戦に。ミランがズラタン・イブラヒモヴィッチのゴールで先制するも、後半にはロメル・ルカクのPKで同点に。さらに、イブラヒモヴィッチが小競り合いから退場となると、一気にインテルペースとなる。終了間際、途中出場のクリスティアン・エリクセンが見事なFKを決め、2-1と勝利している。
アタランタとラツィオの一戦はゴールの奪い合いに。7分、アタランタが先制。コーナーキックの混戦からベラト・ジムシティが押し込む。しかし、直後にラツィオが反撃。17分、左サイドからのハイクロスにムリキが合わせ、同点に。34分にはフランチェスコ・アチェルビがインターセプトから自ら持ち運び、右足で流し込む。それでも37分、クロスを受けたロマン・マリノフスキーが落ち着いて左足で沈め、2-2で前半を終える。
53分には退場者が出たアタランタだが、57分にクリスティアン・ロメロが高い位置でボールを奪うと、ラストパス。これをアレクセイ・ミランチュクが決め、アタランタが3-2で勝利している。
ユヴェントスはセリエBのSPALと対戦。16分、アドリアン・ラビオが得たPKをアルバロ・モラタが沈め、先制に成功する。さらに33分、デヤン・クルゼフスキのドリブル突破からクロス。これをジャンルカ・フラボッタが左足で叩き込み、2-0に。
78分にはフェデリコ・キエーザからクルゼフスキが沈め、ダメ押し。ユヴェントスがそのまま3-0で勝利を収めている。
ナポリはスペツィアを相手に圧倒。開始5分、セットプレーからカリドゥ・クリバリがヒールで流し込み、ナポリが先制に成功する。20分には、イルヴィング・ロサノが裏へと抜け出し、右足で豪快にネットを揺らす。
30分にはピオトル・ジエリンスキのクロスにマッテオ・ポリターノが合わせて3点目。40分にもエルフ・エルマスが追加点を挙げ、前半だけで4-0とする。後半にはスキを見せて2点を失ったナポリだが、4-2で逃げ切り。ベスト4最後の椅子を手にしている。
なお、準決勝ではアタランタとナポリ、インテルとユヴェントスが対戦することが決まっている。
準々決勝の結果
インテル 2-1 ミラン
【得点者】イ：ルカク（71分／PK）、エリクセン（90分+7） ミ：イブラヒモヴィッチ（31分）
アタランタ 3-2 ラツィオ
【得点者】ア：ジムシティ（7分）、マリノフスキー（37分）、ミランチュク（57分） ラ：ムリキ（17分）、アチェルビ（34分）
ユヴェントス 4-0 SPAL
【得点者】モラタ（16分／PK）、フラボッタ（33分）、クルセフスキ（78分）、キエーザ（90+4分）
ナポリ 4-2 スペツィア
【得点者】ナ：クリバリ（5分）、ロサーノ（20分）、ポリターノ（30分）エルマス（40分） ス：ギャシ（70分）、アカンポラ（73分）
準決勝の日程・対戦カード
準決勝第1戦
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 2／3（水） | 4:45 | ナポリ vs アタランタ |
| 2／3（水） | 4:45 | インテル vs ユヴェントス |
準決勝第2戦
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 2／10（水） | 4:45 | アタランタ vs ナポリ |
| 2／10（水） | 4:45 | ユヴェントス vs インテル |
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