リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、今季のトップ4フィニッシュは難しいと考えているようだ。
一昨シーズンにチャンピオンズリーグ（CL）制覇、昨季はプレミアリーグ最速優勝と、2シーズン続けてビッグタイトルを獲得してきたリヴァプール。しかし今季は歴史的不振にさいなまれ、リーグ戦では33試合を終えて7位、4位チェルシーとは7ポイント差と来季のCL出場権も危うくなっている。
そしてクロップ監督もサウサンプトン戦前の会見で、「なさそうだね」と認めている。CL出場権を失えば今後の補強方針や目標に大きな影響が出ることが予想されるが、指揮官は来季の挽回を誓った。
「今シーズンはきちんとした流れに乗って、試合毎にうまくいくようなものではなかった。信じられないようなハードワークが必要で、そんなときには様々なことを考えなければならない。ケガ人続出で守備の安定性が失われた時には、全員がまた違うプレーをしなければならなかった。全員が下がらざるを得ないので、攻撃のシチュエーションからは遠ざかってしまう」
「今年はそういった複雑なことがたくさん起きているから、今みたいな状況になっているんだ。言い訳は絶対にできないが、これは説明のためだよ」
「問題はない。我々はキャンディショップでキャンディをもらえず、ただ棒立ちしている子供じゃないんだ」
「自分たちが置かれている状況には責任がある。来シーズンのCLをテレビの前で見て、自分たちが関係ないからと言って泣くような人はいないだろう。それがフットボールであり、全く普通のことだ。もし誰かがそれで悩んでいたら、早めに気づいて解決してあげたいね。私は間違いなくそれには気づくと思う」
「繰り返しになるが、ここ数年で成し遂げた良い出来事は全員で一緒にやったことで、今シーズンも同じく一緒にやってきたんだ。そして今季からのリアクションも、同じく一緒に示すことになるだろう」
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