バルセロナが、財政難を打開するために主力選手たちとの減俸交渉を行おうとしているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
新型コロナウイルス禍で他のクラブも軒並み苦しめられているように、財政に関する問題が浮かび上がっているバルセロナ。ラ・リーガが定めるサラリーキャップを超過していることも伝えられており、人員整理の必要に迫られている。
各紙が報じたところでは、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの売却に動いているという。しかし、それのみならず減俸することで選手と合意する必要もあるようだ。
具体的な減俸対象の選手としては4選手の名前が報道。DFジェラール・ピケ、MFセルヒオ・ブスケッツ、MFセルジ・ロベルト、DFジョルディ・アルバとの交渉が本格的に行われるようだ。
それらの選手たちには既にサラリーカットの必要性を伝えていたが、抵抗感を持っている様子だったとのこと。とはいえ、再契約に合意したとされるリオネル・メッシが、クラブの状況に理解を示して年俸を半分にすることを受け入れたと伝えられており、象徴的な選手の決断が他の選手たちの選択にも影響を及ぼすと見込まれているようだ。
一方で、バルセロナ側はこれまでの給与未払い分に関することが含まれる、複雑な交渉が求められるという。EURO2020に出場した選手たちの合流がまだなこともあり、困難なオペレーションになることが予想されている。
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