プレミアリーグ第18節が現地時間12月18日～12月19日に行われた。
第18節の総評
トッテナムとリヴァプールによる注目の大一番が、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた。
新型コロナウイルス集団感染によって前の試合から2週間空いたトッテナムだが、13分と早い時間に先制に成功。敵陣でボールを奪い返すと、エンドンベレのパスに抜け出したケインが冷静にネットを揺らす。しかしその後迎えた追加点のチャンスを生かせないでいると、リヴァプールも反撃。35分、ジョタがヘッドで同点弾を奪った。
後半も両者激しく攻め合う展開となると、69分にボックス内に侵入していたロバートソンがネットを揺らし、リヴァプールが逆転に成功。だがトッテナムもすぐさま反撃し、その5分後にはソン・フンミンが同点弾を奪った。その後はロバートソンが一発退場になるなど、最後まで激しい攻防が続いたが、2-2のドローで決着している。
前節4位に浮上したアーセナルは、離脱者続出で苦しむリーズ相手に4-1と快勝。絶好調のマルティネッリが2ゴールを奪った他、ブカヨ・サカ、スミス＝ロウもネットを揺らし、若い力が躍動している。冨安健洋は15試合連続の先発出場を果たし、前後半通じて好パフォーマンスを見せていたものの、64分に負傷の影響でベンチに下がった。アルテタ監督は試合後、「筋肉系のトラブル」と語っている。
その他、首位マンチェスター・シティはニューカッスルに4-0と快勝。チェルシーはウォルバーハンプトンとスコアレスドローに終わった。
なお、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、プレミアリーグの複数クラブで感染者が続出。第18節は6試合が延期となる事態が発生している。
この結果、マンチェスター・Cが勝ち点を44まで伸ばし、2位以下との差を広げることに成功。2位リヴァプール（勝ち点41）、3位チェルシー（同38）、4位アーセナル（32）が続いている。
第18節の結果
リーズ 1-4 アーセナル
【得点者】リ：ハフィーニャ（75分／PK） ア：マルティネッリ（16分、28分）、サカ（42分）、スミス・ロウ（84分）
ウォルヴァーハンプトン 0-0 チェルシー
【得点者】なし
ニューカッスル 0-4 マンチェスター・C
【得点者】ルベン・ディアス（5分）、カンセロ（27分）、マフレズ（64分）、スターリング（86分）
トッテナム 2-2 リヴァプール
【得点者】ト：ケイン（13分）、ソン・フンミン（74分） リ：ジョタ（35分）、ロバートソン（69分）
マンチェスター・U vs ブライトン
サウサンプトン vs ブレントフォード
ワトフォード vs クリスタルパレス
ウェストハム vs ノリッジ
アストンヴィラ vs バーンリー
エヴァートン vs レスター
→試合延期
第19節の日程・対戦カード
| 日時 （日本時間） | 対戦カード | 解説・実況 |
|---|---|---|
| 12月26日（日） 21:30 | リヴァプール vs リーズ | 解：佐藤寿人 実：安井成行 |
| 12月26日（日） 21:30 | ウォルヴァーハンプトン vs ワトフォード | |
| 12月27日（月） 0:00 | バーンリー vs エヴァートン | |
| 12月27日（月） 0:00 | マンチェスター・C vs レスター | 解：玉田圭司 実：野村明弘 |
| 12月27日（月） 0:00 | ノリッジ vs アーセナル | 解：水沼貴史 実：桑原学 |
| 12月27日（月） 0:00 | トッテナム vs クリスタルパレス | |
| 12月27日（月） 0:00 | ウェストハム vs サウサンプトン | |
| 12月27日（月） 2:30 | アストンヴィラ vs チェルシー | 解：川勝良一 実：倉敷保雄 |
| 12月27日（月） 5:00 | ブライトン vs ブレントフォード | |
| 12月28日（火） 5:00 | ニューカッスル vs マンチェスター・U | 解：林陵平 実：河村太朗 |
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