今シーズンは、スクデット争いと同様に、僅差で厳しい残留争いが繰り広げられているセリエA。日本代表DF吉田麻也の所属する16位サンプドリアは1日、ライバルの19位ジェノアとの直接対決ジェノヴァダービーへ挑む。直近の4試合で未勝利のサンプドリアだが、指揮官のジャンパオロはチームの運命を左右するかもしれない重要な一戦へ警戒を強めた。
「この試合が何を意味するのか、自覚を持つべきだ。選手たちも分かっているはずだ。我々の目標達成に極めて重要な試合であり、加えてダービーでもある。両チームにとって、今シーズンの4分の3を占める価値のある試合だ。我々が望むような戦い方ができるよう選手たちを集中させる必要がある」
「セリエAはまだ360分間の戦いが残っている。サンプドリアは厳しい状況にあるが、我々よりも下位につけるチームはさらに厳しいはずだ。この試合の戦果は極めて大きなものになるだろう。正しいアプローチでピッチに向かう準備はできている。泥臭く、タフな試合を期待している。良い結果をつかみ取ることができれば、目標に近づけるはずだ。我々のそばにはサポーターもいる」
前節のヴェローナ戦では、1-0とリードしていた段階で、サンプドリアは吉田の投入直後に失点。1-1で引き分けて2ポイントを取りこぼし、39歳のファビオ・クアリャレッラと吉田が対立して不穏な空気が流れた。だがサンプドリア指揮官は、チームが落ち着いて準備を進めていることを強調した。
「セリエでプレーしているなら、高いレベルの選手たちであり、それにふさわしくなければならない。次戦は自分たちの実力が試されるはずだ。プロであるならこうした試合にも準備ができていなければならない。恐れなど存在しない。チーム内にいらだちなどは見られず、自覚を持って練習に取り組んでいる」
放送・配信予定
- サンプドリア vs ジェノア
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年5月1日（日）日本時間1:00
- 会場：スタディオ・ルイジ・フェッラーリス
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