ラ・リーガ第33節が現地時間6月30日～7月2日にかけて行われた。
第33節の総評
ラ・リーガ注目の優勝争いは今節も明暗が分かれた。キケ・セティエン監督と選手たちの確執やアルトゥールの売却などで揺れる2位のバルセロナは、ホームでアトレティコ・マドリードと激突。12分にリオネル・メッシの仕掛けから相手のオウンゴールで先制したバルセロナだが、19分にはPK献上で同点に。後半、50分にメッシのPKで再び一歩前に出たが、63分に再びPKを与えると、ここもサウール・ニゲスに決められた。2-2で引き分けたバルサは2試合連続ドローに終わっている。
一方、首位のレアル・マドリードは、ホームでヘタフェと対戦。過密日程を考慮してエデン・アザールをメンバー外としたチームは前半、ヘタフェの厳しいプレッシングに苦しみ無得点に。それでも後半、78分にダニエル・カルバハルが獲得したPKをセルヒオ・ラモスが決めて先制。主将が21回連続PK成功としたゴールを決勝弾としたレアル・マドリードが、ラ・リーガ再開後6連勝でバルサとの勝ち点差を4ポイントに広げている。
久保建英が所属する18位のマジョルカは、17位のセルタとホームで対戦。ラ・リーガ再開後1分け4敗と苦しんだチームだが、残留をかけたシックスポインターでは久保と共に躍動した。7分にPKで先制すると、27分には久保のパスからクチョ・エルナンデスが決めて2点目。40分にも久保のお膳立てからポソが決めると、53分にも久保が絡んでアンテ・ブディミルが4点目を挙げる。61分にも久保のラストパスからセルヴァ・セビージャがミドルシュートを突き刺して勝負あり。4得点に絡んだ久保の2アシストもあって5-1で快勝したマジョルカが残留に向けて勢いをつける勝利を手にした。
第33節の結果
レガネス 0-3 セビージャ
【得点者】O・トーレス（23分、35分）、ムニル（82分）
マジョルカ 5-1 セルタ
【得点者】マ：ブディミル（13分／PK、52分）、クチョ・エルナンデス（27分）、ポソ（40分）、 S・セビージャ（69分） セ：アスパス（50分／PK）
バルセロナ 2-2 アトレティコ・マドリード
【得点者】バ：オウンゴール（11分）、メッシ（50分／PK） ア：サウール（19分／PK、62分／PK）
アラベス 0-2 グラナダ
【得点者】アントニン（25分）、ソルダード（49分）
バレンシア 0-2 アスレティック・ビルバオ
【得点者】R・ガルシア（13分、47分）
ベティス 0-2 ビジャレアル
【得点者】G・モレーノ（7分／PK、30分）
バジャドリード 0-0 レバンテ
【得点者】なし
エイバル 0-2 オサスナ
【得点者】R・ガルシア（6分、74分）
レアル・ソシエダ 2-1 エスパニョール
【得点者】レ：W・ジョゼ（56分）、イサク（84分） エ：ダビド・ロペス（10分）
レアル・マドリード 1-0 ヘタフェ
【得点者】S・ラモス（79分／PK）
第34節の日程・対戦カード
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 7／3（金） | 22:00 （翌5:00） | アトレティコ・マドリード vsマジョルカ |
| 7／4（土） | 17:00 （翌0:00） | セルタvsベティス |
| 7／4（土） | 19:30 （翌2:30） | バジャドリードvsアラベス |
| 7／4（土） | 22:00 （翌5:00） | グラナダvsバレンシア |
| 7／5（日） | 14:00 （21:00） | アスレティック・ビルバオvs レアル・マドリード |
| 7／5（日） | 17:00 （翌0:00） | エスパニョールvsレガネス |
| 7／5（日） | 19:30 （翌2:30） | オサスナvsヘタフェ |
| 7／5（日） | 22:00 （翌5:00） | ビジャレアル vs バルセロナ |
| 7／6（月） | 19:30 （翌2:30） | レバンテvs レアル・ソシエダ |
| 7／6（月） | 22:00 （翌5:00） | セビージャ vsエイバル |
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