新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされていたチャンピオンズリーグがついに再開。現地時間8月12日、準々決勝の1試合が行われた。準決勝は現地時間18日から開催予定。
準々決勝(現地8月12日開催)総評
CL初出場ながら躍進を遂げるアタランタは、パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。
アタランタは個人的な問題によってヨシップ・イリチッチが欠場。一方のPSGはアンヘル・ディ・マリアが出場停止、マルコ・ヴェッラッティがケガのため欠場に。さらに、負傷明けのキリアン・ムバッペはベンチスタートとなった。
試合はPSGがボールを持つ展開になるものの、アタランタが数人で囲い込んで時折チャンスを作る。それでも、決定機はPSG。ネイマールが中央を突破し、GKと1対1になるものの、シュートは枠外に。ベンチで見守っていたムバッペも思わず頭を抱える。
すると26分、アタランタが先制。ゴール前で混戦を作り出すと、ゴール右で待っていたマリオ・パシャリッチが左足で見事なシュートをゴール左に流し込む。下馬評では不利と思われていたアタランタが貴重な先制点を奪って前半を終える。
後半に入ると、徐々にアタランタに疲れが見え始める。すると、PSGはムバッペ、ユリアン・ドラクスラー、エリック・シュポ=モティングといった攻撃的なカードを切り、勝負に出る。
それが実ったのは追加タイムに入ろうかという90分。シュポ=モティングのクロスを受けたネイマールが中に折り返すと、マルキーニョスが押し込んで同点に。さらにその3分後、ネイマール、ムバッペとつないで左サイドを崩すと、最後はシュポ=モティングが合わせ、PSGが逆転に成功する。
試合はそのままPSGが2-1で逆転勝利。劇的な形でベスト4進出を果たした。一方、初出場アタランタの冒険はベスト8で終わりを告げた。
準々決勝(現地8月12日開催)結果
アタランタ 1-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】ア:パシャリッチ(26分) パ:マルキーニョス(90分)、シュポ=モティング(90+3分)
準決勝の日程・対戦カード
- 日程:8月18日~19日 21:00(日本時間 翌4:00)
- 会場:(A)エシュタディウ・ド・スポルト(エスタディオ・ダ・ルス)、(B)エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ
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