バルセロナに所属するフランス代表FW、ウスマン・デンベレの去就がまもなく明らかになるかもしれない。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が17日、「デンベレの制限時間は48時間以内」と報じた。
同紙によると、バルセロナは2022年6月で切れる契約の延長を希望。しかし、選手側からの回答がない状況に痺れを切らしたようだ。クラブ情報筋からの話として、「選手または代理人のムサ・シソコからの(延長)オファーに対する正式な回答はまだない。肯定的、否定的だろうと、48時間以内に返事がなければ、(バルサは)継続したくないと解釈する」とタイムリミットが近いことを伝えている。
契約延長の見込みがなければ、財政難のバルセロナがこの冬の移籍市場で放出したいのは明らか。半年分のサラリー削減に加え、移籍金収入のうまみがあるからだ。もっとも、受け皿となるクラブはあと半年待てば、デンベレを無償で獲得できる。夏にフリーとなる選手は他クラブと自由に交渉できるため、水面下で話が進んでいる可能性もなくはない。
ムンド・デポルティボによると、バルセロナとプレミアリーグ勢の具体的な交渉の事実はないようだ。また、昨年末に接触が報じられたパリ・サンジェルマン行きはフランス『レキップ』が否定。同じく新天地候補と目されたバイエルンは先頃、キングスレイ・コマンと2027年まで契約延長したため、ウイングに対するニーズが下がっている。
延長オファーに応じるのか、それとも……。タイムリミット間近といわれるデンベレの決断に注目が集まる。
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