レアル・マドリードは25日、MFエデン・アザールが手術を受けることを発表した。
同クラブは次のような声明を伝えている。
「我々の選手エデン・アザールは、今後数日以内に右足腓骨の骨接合プレート除去手術に受けることになります」
レアル入団後に負傷と手術を繰り返してきたアザール。スペイン『マルカ』によれば、ベルギー人MFは2021年3月の段階から右足のプレート除去を希望していたようだが、レアルと合意に至らなかったようだ。その当時、アザールはEURO2020に万全な状態で参加するため、レアルとのシーズンを棒に振ろうとしたものの、クラブ側から反対されたのだという。
しかしながら、2019年のパリ・サンジェルマン戦で、同胞トマ・ムニエからタックルを受けて生じた問題は、その後もアザールを苦しめた模様。結局、除去手術を受けずにここまで過ごしてきた同選手だが、ここ最近に右足の痛みから練習を欠席する出来事などあり、最終的にクラブと手術を受けることで合意したとのことだ。
スペイン『アス』によれば、アザールは4〜5週間の戦線離脱になることが見込まれている。5週間の離脱となれば、ラ・リーガではセルタ、ヘタフェ、セビージャ戦、チャンピオンズリーグでは準々決勝チェルシー(アザールの古巣でもある)との2試合を欠場することになる。
アザールは今季、カルロ・アンチェロッティ監督からほぼ戦力とみなされておらず、出場時間は877分間にとどまる。なお『マルカ』によればレアルは今夏に放出を希望しているようだが、アザール本人とその家族はマドリードという町を気に入っており、残留する考えであるという。
レアルとアザールの契約期間は2024年までで、年俸はネットで1500万ユーロとされている。
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