試合の概要
バレンシアが日本時間20日のラ・リーガ第5節でレアル・マドリードを本拠地カンプ・デ・メスタージャに迎える。
バレンシア（順位：2位 勝ち点10｜3勝1分0敗｜9得点2失点）
バレンシアは前節、オサスナと敵地で対戦して4-1で快勝。開始早々に失点を喫したものの前半中にマキシ・ゴメスの得点で追いつくと、後半に3得点を決めて試合を終えた。
ラ・リーガにおいては3クラブが勝ち点10で並んでおり、レアル・マドリードが1位、バレンシアが2位、アトレティコ・マドリードが3位に位置。勝ち点7のバルセロナとセビージャに1試合の未消化試合があるとはいえ、レアル・マドリードとバレンシアの一戦は序盤の首位攻防戦となる。
戦績を見ていくとバレンシアが9得点2失点とバランスの良い戦いを続けているのに対し、レアル・マドリードは13得点と攻撃陣が躍動。一方で失点数も「6」と多く、バレンシアがネットを揺らす隙もあるかもしれない。
注目選手：カルロス・ソレール
今夏の東京五輪にも参戦してU-24スペイン代表の準優勝に貢献していたカルロス・ソレール。疲労が懸念されていたが、今季開幕からここまで3ゴール2アシストと好調を維持している。また、2020-21シーズンの本拠地でのレアル・マドリードとの直接対決ではすべてPKとはいえハットトリックを達成していた。
予想フォーメーション（4-4-2）
- GK：ママルダシュヴィリ
- DF：T・コレイア、ガブリエウ、アデレーテ、ガヤ
- MF：ソレール、ギジャモン、ヴァス、フルキエ
- FW：ゲデス、M・ゴメス
レアル・マドリード（順位：1位 勝ち点10｜3勝1分0敗｜13得点6失点）
レアル・マドリードは前節、久々にサンティアゴ・ベルナベウで試合を行い、セルタに5-2で快勝。カリム・ベンゼマがハットトリックを達成したほか、ヴィニシウスが1ゴールとPK奪取を含む圧倒的なパフォーマンスを披露していた。
また、ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）においてもインテルとの重要な一戦に1-0で勝利。今季は不安定な守備に懸念が向きがちだったが、守護神ティボー・クルトワの活躍もありタフな試合をものにした。
カルロ・アンチェロッティ監督下でヴィニシウスだけでなくロドリゴも活躍のきっかけをつかみ、新時代を歩んでいるレアル・マドリード。バレンシアは昨季1勝1敗で五分だった難敵だが、この直接対決を制して王座奪還に向けて優位を得たい。
注目選手：ヴィニシウス
アンチェロッティ監督下でプレシーズンから得点力の改善に臨み、今季ここまでリーグ戦4試合4ゴールと見事に花開かせているヴィニシウス。ゴール前での脅威が増したことで本来の武器であるドリブル突破もより効果的となっており、手の付けられない状態となっている。
予想フォーメーション（4-3-3）
- GK：クルトワ
- DF：カルバハル、ミリトン、アラバ、ナチョ
- MF：F・バルベルデ、カゼミーロ、モドリッチ
- FW：ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年9月20日（月）日本時間4:00
- 解説：中山淳 実況：福田浩大
- 会場：カンプ・デ・メスタージャ
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