新型コロナウイルスの影響で中断が続くブンデスリーガだが、他国に先駆けて5月頭から再開する可能性があるようだ。
ドイツでも猛威を振るう新型コロナウイルス。累計感染者は14万人に達し、5000人近くが亡くなるなど甚大な被害をもたらした。それでも様々な対策が功を奏し、新規感染者数は減少傾向に。一部店舗では営業再開の動きを見せている。
3月から中断が続いていたブンデスリーガだが、先日ブンデスリーガのクリスチャン・セイファートCEOは6月末でのシーズン終了を目指し、5月上旬から無観客試合での開催を期待していると明かしていた。バイエルン・ミュンヘンなど一部のクラブでは、すでにトレーニングを再開している。
そして、ノルトライン・ヴェストファーレン州の首相アルミン・ラシェット氏は、『ビルト』に対して以下のように語っている。
「前提として、考え抜かれたコンセプトがあること。DFL(ドイツサッカーリーグ機構)が直近で提示したものは、安全であることを示している。無観客での再開が想像できる」
さらに、バイエルン州の首相マルクス・ゼーター氏も「観客がいる試合は考えられない」としながらも、「早ければ5月9日から無観客試合ができるかもしれない」とコメント。「フットボールのある週末は、ないよりもずっと耐えられる」と語った。
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は15日、「大規模なイベントは感染拡大を助長する可能性が高いため、8月31日まで禁止する」と声明を発表していたが、ブンデスリーガについては言及していなかった。
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