ミランに所属するFWズラタン・イブラヒモヴィッチが、7日に行われたセリエA第21節のクロトーネ戦で2ゴールを決めてクラブキャリア通算500ゴールを達成した。
同試合に先発出場したイブラヒモヴィッチは、30分にMFラファエル・レオンとのワンツーでペナルティエリア左へ抜け出すと、冷静に右足で沈めて先制点をマーク。これでクラブキャリア通算500ゴールの大台到達を果たした。さらに64分には、ゴール前フリーでDFテオ・エルナンデスの折り返しに合わせてドッピエッタ（1試合2得点）を達成。さっそくクラブキャリア通算501ゴールに伸ばすと、その後も攻撃に絡み、77分までのプレーで4－0の快勝に貢献した。
現在39歳のイブラヒモヴィッチは1999年に母国スウェーデンのマルメでデビューを飾り、アヤックス、ユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしてきた。昨年冬には約7年半ぶりのミラン復帰を果たし、今シーズンはセリエA11試合で得点ランク2位タイの14ゴールを記録。年齢を感じさせない活躍で首位を走るチームをけん引している。かつて「まるでワインのように、年を重ねるほどに良くなっている」と語っていたように、今もなお衰え知らずのようだ。
▼イブラヒモヴィッチの各クラブでの得点記録
マルメ（1999〜2001）／18ゴール
アヤックス（2001〜2004）／48ゴール
ユヴェントス（2004〜2006）／26ゴール
インテル（2006〜2009）／66ゴール
バルセロナ（2009〜2010）／22ゴール
パリ・サンジェルマン（2012〜2016）／156ゴール
マンチェスター・U（2016〜2018）／29ゴール
LAギャラクシー（2018〜2020）／53ゴール
ミラン（2010〜2012、2020〜）／83ゴール
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