18日のラ・リーガ第18節、エルチェは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に臨む。前日会見に出席したフランシスコ・ロドリゲス監督は、チャビ・エルナンデス監督率いるバルセロナについて、ポジショナルプレーをより駆使しているなど「5〜6年前のバルサ」に近いとの見解を示している。スペイン『マルカ』や『スポルト』がコメントを伝えた。
「今のバルサには世界のトップとなるべき選手たちがおり、彼らの野心に支えられているチームだ。まだ、そのプロセスの途中だがね。前節ベティス戦ではゴールを決めることもできただろうが、シュートを的中させられなかった」
「チャビのバルセロナはポジショナルプレーをもっと扱うようになっているね。彼にはワイドに開く両ウィングが多くのものをもたらすという理解がある。1対1を仕掛けられる両ウィングで牽制しながら、その背後を狙う……。私たちは選手名こそ違うが、5〜6年前のバルサを目にしているんだよ。私たちがポジティブな結果を手にするためには、存分に苦しむ必要がある」
現在のバルセロナをどのように攻略するかを問われると、こう返答した。
「バルセロナは最高の時期を過ごしていないと言われるが、私たちはそうした意見に耳を貸してはいけない。史上最高のチームと対戦すると考えるべきなんだよ。私たちは状況によってハイプレスと低い位置でのプレスを使い分けていく。何よりも団結しなくてはならないし、デュエルの状況は避けなければならない」
最近のバルセロナは、深刻な決定力不足に悩まされている。
「私たちはメッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのような選手がいるバルセロナに慣れてしまっていた。いとも簡単に3点を決めるチームに慣れていたんだ。翻って今は、チャンスこそ創出するものの、あの時代のような効果性がない。バルセロナの対戦相手は強靭なプレッシングで彼らを苦しめ、スペースを突いて打撃を与えてきた。私たちは良い準備をしたよ」
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