試合の概要
ここまでの5戦で2勝1分2敗のウェストハムと、4試合を消化して2勝1分け1敗のマンチェスター・シティが激突する。
ウェストハム(9位 勝点7 | 2勝1分2敗 | 11得点7失点)
開幕2連敗スタートとなったデイヴィッド・モイーズ監督率いるウェストハムだが、第3節でウォルヴァーハンプトンに4-0と快勝すると、第4節でもレスターを相手に3-0で完勝。強豪を連続で撃破し、前節のトッテナム戦に臨んだ。
そのトッテナム戦では開始早々にソン・フンミンにゴールを奪われると、8分、16分にも立て続けにハリー・ケインにゴールを奪われ、惨敗ムードに。しかし、そこから徐々に持ち直して好勝負にすると、82分にFKからファビアン・バルブエナが1点を返す。さらに、その3分後には相手オウンゴールで1点差に。そして、試合終了間際のラストプレーで、マヌエル・ランシーニが強烈な右足のシュートをゴール右上隅に突き刺して同点。モイーズ監督も歓喜する劇的弾で勝ち点1を手にした。
チームのムードが高まる中、ヴラディミール・ツォウファルは今回の一戦に向け、「彼らは世界最高のチームの一つ。僕たちにとって常に難しい試合になるが、チームの成功のためにあらゆる準備をする」と意気込んでいる。
注目選手:ミカイル・アントニオ
5-4-1を採用するチームの中で1トップを務めるアントニオに期待がかかる。もともとウイング、そして右サイドバックもこなしてきたアントニオだが、センターフォワードとして才能が開花。昨季リーグ戦10ゴールを挙げた男はここまで2ゴールをマークしており、比較的フィジカル勝負を苦手とするマン・C守備陣を相手に積極的に仕掛けていきたい。
予想スタメン(5-4-1)
- GK:ファビアンスキ
- DF:ツォウファル、クレスウェル、マスアク、バルブエナ、オグボンナ
- MF:ボーウェン、ソーチェク、ライス、フォルナルス
- FW:アントニオ
マンチェスター・シティ(11位 勝点7 | 2勝1分1敗 | 7得点7失点)
一方、第3節でレスターに敗戦して第4節でもリーズを相手に1-1で終わったマン・Cは前節、アーセナルと対戦。昨季FAカップ準決勝で苦杯をなめた相手だったが、23分にラヒーム・スターリングのゴールで先制すると、その後も試合をコントロールしてシャットアウトし、リーグ3試合ぶりの白星を手にした。
水曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループC第1節でポルトと対戦。先制を許したものの、セルヒオ・アグエロのPKとイルカイ・ギュンドアンの直接FKで逆転に成功する。さらに、73分に新戦力のフェラン・トーレスがゴールを奪い、3-1で勝利した。
この試合に向けては、ポルト戦で負傷したフェルナンジーニョが不在に。また、負傷していたケヴィン・デ・ブライネとアイメリク・ラポルトは練習に復帰したものの、この試合に間に合うかは不透明な状況だ。
注目選手:ルベン・ディアス
今夏にベンフィカから推定6800万ユーロという高額移籍金で加入した23歳のポルトガル代表DFは、3日のリーズ戦でデビュー後、アーセナル戦、ポルト戦と3試合連続フル出場。早くもマン・C最終ラインに欠かせない存在になりつつある。フェルナンジーニョが離脱し、ラポルトが復帰間近となっている中、引き続きハイパフォーマンスを継続してチームを支えたい。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:エデルソン
- DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、E・ガルシア、カンセロ
- MF:ロドリ、ベルナルド・シウヴァ、ギュンドアン
- FW:F・トーレス、アグエロ、スターリング
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年10月24日(土)日本時間20:30
- 解説:水沼貴史 実況:安井成行
- 会場:ロンドン・スタジアム
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