マジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督が1月2日に行われるラ・リーガ第19節、本拠地ソン・モッシュでのバルセロナ戦に向けて記者会見に臨んだ。チーム内の新型コロナ感染者について特定することは避けている。
マジョルカは12月28日、匿名でトップチームの4選手、コーチングスタッフの3人が新型コロナウイルスで陽性反応が出たことを発表。そして12月31日の会見で、L・ガルシア監督は同時起用であまり機能していないMF久保建英とMFイ・ガンインが、新型コロナ感染者が出たことで再び一緒にピッチに立つ可能性があるかを問われた。
指揮官はこの質問に対して、陽性者を特定するような発言ができないことを強調している。
「タケ・クボとガンインが一緒にプレーした試合を私たちは目にしてきた。1-6、1-4と結果はどちらもひどかったね。確かに彼らがプレーすることも選択肢の一つになるかもしれない。だが私から何かを言うことはできないんだ。話すことが許されていないからね」
「感染しているかどうかを明かさぬよう求めている選手たちがいる。別に、タケやガンインのことを言っているわけではない。これは個人情報の保護の問題であり、私から多くのことを話すわけにはいかない。誰が起用可能かを言うことはできないんだ」
バルセロナも同様に新型コロナ感染者が出ていることで話題となっているが、L・ガルシア監督はそこから報道の偏りを感じ取っているようだ。
「まるでバルサだけが問題を抱えているように思えるね。しかし、彼らの控え選手たちはラ・リーガ1部のどこに行ってもレギュラーになれるじゃないか。どちらがこの試合に勝ったとしても、離脱者は関係ないよ」
「私は通常通りの一戦になることを期待している。バルサのスタイルはチャビが到着してから改善された。特にボールロスト後のプレッシングがね。ガビやニコといった若手選手たちは、バルサとスペイン代表の未来を形づくっていく存在だろう」
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