試合の概要
リヴァプールとマンチェスター・シティが日本時間4日の0:30からアンフィールドで激突する。
リヴァプール（1位 勝点14 ｜ 4勝2分け0敗 ｜ 15得点4失点）
前節にブレントフォードと対戦したリヴァプールだが、この試合は打ち合いに。先制を許したものの、31分にディオゴ・ジョタのゴールで同点として後半を迎えると、54分にモハメド・サラーが逆転弾を記録。追いつかれた中で67分にはカーティス・ジョーンズの強烈ミドル弾で再び勝ち越したが、終盤にまたしても同点弾を浴びて、3-3で引き分けた。
それでも、火曜日にはチャンピオンズリーグ（CL）グループB第2節で強豪ポルトを相手に、サラー＆ロベルト・フィルミーノの2発、サディオ・マネ弾もあって5-1で大勝。この天王山に向けて、再びチームの士気は上がっている。
チーム状況では、引き続きチアゴと長期離脱中のハーヴェイ・エリオットが不在となる中、トレント・アレクサンダー＝アーノルドも間に合わず。そのため、右サイドバックは引き続きジェイムズ・ミルナーが務めることになりそうだ。ベストメンバーとはいかないが、リーグ唯一の無敗を勝利で継続することを目指す。
注目選手：モハメド・サラー
注目は何といってもサラーだろう。リヴァプール5シーズン目を迎えた29歳のエジプト代表アタッカーは、今季ここまでの公式戦8試合で8ゴール2アシストを記録。リーグ最高 の得点数「15」を記録するチームの中でも攻撃陣を牽引している。戦術的にファジーなポジショニングを取ることもあるジョアン・カンセロの対面となることが濃厚な中、相手の攻撃を抑止しつつ、ここでも決定的な仕事を果たしたい。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：アリソン
- DF：ミルナー、マティップ、ファン・ダイク、ロバートソン
- MF：ファビーニョ、ヘンダーソン、C・ジョーンズ
- FW：サラー、フィルミーノ、マネ
マンチェスター・シティ（2位 勝点13 ｜ 4勝1分け1敗 ｜ 12得点1失点）
一方のマン・Cは前節、チェルシーとのビッグマッチを迎えた。アウェーながらも試合の主導権を握ったチームは0-0で迎えた53分にガブリエウ・ジェズスのゴールで先制。そのまま相手をシャットアウトし、欧州王者を敵地で下して2位に浮上した。
しかし、火曜日のCLグループA第2節ではパリ・サンジェルマンを相手に0-2で敗戦。今回は、フランスでの厳しい戦いからアウェーでのビッグマッチ3連戦ラストを迎えることになる。
今回の試合に向けては、引き続きイルカイ・ギュンドアンが起用できないため、ジョゼップ・グアルディオラ監督は中盤の構成に頭を悩ますことになりそうだ。高さに絶対的自信を持つリヴァプールのセンターバック陣との空中戦を避け、チェルシー戦と同様にフィル・フォーデンやケヴィン・デ・ブライネを偽9番として、前線中央で起用する可能性もありそうだ。
注目選手：ロドリ
リーグ一の攻撃力を誇る相手に対し、守備的MFのロドリのパフォーマンスが試合の鍵を握ることになりそうだ。ギュンドアン不在の中で中盤におけるリスクマネジメントや守備面のオーガナイズ、そして攻撃時には試合の流れに応じた的確なボール配給と、こなすべき仕事は多い。チェルシー戦とPSG戦での連続フル出場で疲労も懸念されるところだが、ここまでの失点わずか「１」とリーグ最高の堅守を誇るチームの守備をここでも発揮するためには、最終ラインの一つ前でロドリが断固たるパフォーマンスを見せる必要があるだろう。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：エデルソン
- DF：ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルト、カンセロ
- MF：B・シウヴァ、ロドリ、デ・ブライネ
- FW：G・ジェズス、フォーデン、グリーリッシュ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 解説：戸田和幸 実況：野村明弘
- キックオフ：2021年10月4日（月）日本時間0:30
- 会場：アンフィールド
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