ディバラは7年前の2015年夏にパレルモからユヴェントスへ加入。クラブの未来を担う若手有望株として期待を受けると大きな成長を遂げ、2017-18シーズンからは背番号10番を託された。だが2年前から続いていた契約延長交渉は暗礁に乗り上げ、クラブは今年に入り、契約更新の見送りを発表。ディバラは期限切れとなる今シーズン終了後にユヴェントスを去ることが決まった。
アルゼンチン代表FWは、今シーズンのホームでの最終戦となる17日のラツィオ戦を前にインスタグラムを更新。7年間を共に過ごしたクラブやサポーターへの思いを綴った。
「みんなへの挨拶にあたって適切な言葉を見つけるのは難しい。長年を共に過ごし、様々な感動を共有してきた。あと数年、一緒にいられると思っていたが、運命は僕らに別々の道を歩むことを定めた。みんなと一緒に経験したすべての試合、すべてのゴールを忘れることはないだろう。僕はみんなと一緒に成長し、学び、日々を過ごし、夢を見てきた」
「まるで魔法のような7年間だった。獲得した12個のトロフィーや115ゴールの記録が、誰かに消されることは決してないだろう。困難の時に僕を支えてくれてありがとう。サポーターからクラブのスタッフや監督、選手、幹部に至るまで、1年目から最後の年まで、僕と一緒にいてくれたみんな、ありがとう」
「この重要なユニフォームに袖を通し、キャプテンマークも身に着けることができたのは、僕の人生で最高に名誉なことだった。いつの日か、僕の子どもたちや孫たちへ見せることができるよう願っている。明日はこのユニフォームを身にまとってのラストマッチになる。想像するのは難しいが、みんなとの最後の挨拶の場になる。僕はみんなのために、全力を尽くしてきたつもりだ。簡単ではないが、胸を張り、笑顔でピッチに入りたい」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ラツィオ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年5月17日（火）日本時間03:45
- 会場：アリアンツスタジアム
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