新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされていたチャンピオンズリーグがついに再開。現地時間8月14日、準々決勝の1試合が行われた。準決勝は現地時間18日から開催予定。
準々決勝（現地8月14日開催）総評
優勝候補と目されるバイエルンが、スペインの強豪バルセロナを圧倒した。開始7分までに1点を取り合うなど序盤は均衡した戦いとなるかに思われたが、ドイツ王者が牙をむく。
21分、イヴァン・ペリシッチが強烈なシュートで勝ち越し弾を奪うと、その後10分で2点を追加。57分にはルイス・スアレスに1点を返されたが、その6分後にヨシュア・キミッヒがすぐさま突き放す。そしてロベルト・レヴァンドフスキ、途中出場フィリペ・コウチーニョが古巣に2得点と、終わってみれば8-2の圧勝劇。戦前の予想からバイエルン優位と見られていたとはいえ、世界中が予想できないほどのスコアでバルセロナを蹂躙している。
バルセロナにとって、この試合はクラブ史上最悪の敗戦に。チャンピオンズリーグの決勝トーナメントで初となる1試合8失点を喫し、さらに前半だけで4失点もクラブワースト記録となっている。
ラウンド16ではチェルシー相手に2試合合計7-1、準々決勝でバルセロナ相手に8-2。圧倒的強さを見せるバイエルンは、ビッグイヤー最有力候補であることを証明している。
準々決勝（現地8月14日開催）結果
バルセロナ 2-8 バイエルン
【得点者】バル：オウンゴール（7分）、L・スアレス（57分） バイ：ミュラー（4分、31分）、ペリシッチ（21分）、ニャブリ（27分）、キミッヒ（63分）、レヴァンドフスキ（82分）、コウチーニョ（85分、89分）
準決勝の日程・対戦カード
- 日程：8月18日～19日 21:00（日本時間 翌4:00）
- 会場：（A）エシュタディウ・ド・スポルト（エスタディオ・ダ・ルス）、（B）エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ
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