コパアメリカ以来のA代表での試合に意気込む前田大然。「ゴールを見て欲しい」 ｜ サッカー日本代表

日本は今週から来週にかけてW杯アジア最終予選に臨む。ここまで2勝2敗で来ているだけに、11月のアウェイ2連戦は連勝が求められる。

今回のメンバーには多くの東京五輪世代の選手が選ばれた中、注目したいのがJリーグの得点ランキングトップに立つ韋駄天ストライカーのFW前田大然だ。

2019年のコパアメリカ以来、約2年5か月ぶりに日本代表に招集されたストライカーは、「しっかり結果を残してチームにきたのでコンディションはいい」と話しつつ、「ゴールのところを見て欲しい」と出場機会確保へ猛アピールを誓った。

東京五輪本大会では3試合1得点だっだが先発出場はゼロ。不完全燃焼で終わった大会を経て「チームに帰ってからゴールの意識はより強くなったし、自分がチームを引っ張る思いでやってきた」と語る男は、東京五輪後に出場した14試合で11得点を記録。直近のJ1第35節FC東京戦では今季2度目のハットトリックを達成した。

今回の代表では大迫勇也らとポジション争いをすることになるが、「自分は練習を100%の力でやることを意識している。練習から全力でやるところを見せていければ」と主張。難しいチーム状況を踏まえて「もちろん厳しい戦いにはなっていますし、勝たないといけない試合になっていると思う。その中でゴールやチャンスメイクをしないといけないと思っているので、そこを出していければいい」と意気込んだ。

最後に他の選手に負けない武器として「単純なスピードやそのスピードを何回も繰り返せるのは自分の武器」と称した前田。Jリーグでゴールを量産しているように、日本代表の舞台でもゴールを奪えるか注目だ。