現役時代にユヴェントスでプレーした元イタリア代表MFクラウディオ・マルキジオ氏が、セリエA再開について自身の考えを述べた。
欧州連合(EU)加盟国で初めて死者が3万人を超えるなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きいイタリア。セリエAも、3月9日に行われた試合を最後に中断している状況だ。
今月4日からは個人練習の許可が下りるなど、徐々にリーグ再開に向けて各クラブが動きだしていた中、6日にはトリノが所属選手の新型コロナ感染を公表。いまだ不安が残る状況には変わりない。
そんな中、マルキジオ氏は『トゥットスポルト』で、「今、カルチョは他のあらゆる活動と同様に厳しい状態だ。しかしカルチョはイタリアのトップ10に入る業界なんだ。あらゆる年代の数百万人という人々と共に、非常に重要な経済活動を担っている」と、経済面から見ても再開に向けて進むべきだと主張。以下のように続けた。
「カルチョは一面を飾る億万長者のエリートプレーヤーだけではないんだ。セリエBやセリエCの選手たちでも経済的に(セリエA選手に比べて)待遇が大きく異なる」
「さらにはカルチョに関わる仕事をしている人たちがいるんだ。用具係やマッサージ師、メディアや記者、大学生の警備スタッフなど、選手たちが試合をすることにより、家族を養うための給料を手にすることができる人たちがいる」
「再開できることを願っている。カルチョが大好きだし、恋しい。だから前向きに考えたい。問題は感染リスクであるとされているが、リスクが完全になくなることは期待するべきではないと思う。接触スポーツにおいて、リスクがゼロになることなどあり得ないよ。リスクを最小限にとどめられるように最大限の準備するべきだ」
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