セリエAは日本時間16日、第37節の8試合が終了し、吉田の所属する暫定16位のサンプドリアは17日1:30にキックオフを迎えるフィオレンティーナ戦を前に、来シーズンのセリエA残留を確定させた。サンプドリアは36試合を終えた現時点で9勝6分21敗の成績で33ポイントを獲得。16日、29ポイントで降格圏の18位につけるカリアリがインテルに1-3と敗れたことで、その差は4ポイントのままとなり、最終節を待たずにサンプドリアの17位以内が決定した。
一方、昇格組の最下位ヴェネツィアは、15日にローマと1-1で引き分けて26ポイント。残り1試合で17位サレルニターナの31ポイントに追いつくことは不可能となり、わずか1シーズンでのセリエB降格が決まった。
サンプドリアと同じジェノヴァに拠点を置く19位ジェノアも、来シーズンのセリエBへの降格が決定した。1893年創設の古豪にとって15年ぶりのセリエBとなる。ジェノアは前節において、ユヴェントスに逆転勝利を収めて残留の望みをつないでいたが、今節は0-3でナポリに敗れて28ポイント止まり。最終節でサレルニターナおよびカリアリと31ポイントで並べば残留の可能性があったが、カリアリがインテルに敗れてその可能性が消滅した。17位サレルニターナのみと31ポイントで並んでも、対戦成績が1分1敗であることから降格となる。
なお残る残留枠1つは、17位サレルニターナと18位カリアリが最終節で競う。2ポイントリードするサレルニターナがウディネーゼに勝利を収めるか、カリアリがヴェネツィアに敗れれば、サレルニターナの残留が決まる。もしカリアリが勝利を収めてかつサレルニターナが引き分けて32ポイントで並んだ場合は、対戦成績が2分であることから得失点差で両チームの運命が決定する。
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