セリエAは、リーグ再開を目指していく方針で全20クラブが合意したことを現地時間21日に発表した。
新型コロナウイルスにより中断・延期が続く各国のリーグ。特に深刻な被害が伝えられるイタリアでは、これまでにブレシアのマッシモ・チェリーノ会長などがシーズンを打ち切るべきだと主張していた。
さらに、欧州サッカー連盟(UEFA)も加盟55カ国のサッカー連盟とビデオ会議を行い、シーズン完結を推奨する一方で早期打ち切りの特例を認める可能性について21日に初めて言及。詳細は、今後詰められることとなるようだ。
しかし、セリエAは「レガ・セリエAの総会は今朝(現地21日朝)会合を開き、テレビ会議での関連する20企業(クラブ)による満場一致の投票で、政府が許可した場合に健康と安全を守るのための規定を完全に順守して2019-20シーズンを完了させる意向を確認した」と発表。ブレシアを含めて全クラブが慎重に再開方法を模索していく意思を固めたことを伝えている。
なお、練習再開に関しては目標を5月4日に設定。とはいえ実際にその日程で再開されるかは不透明であるうえ、イタリアのスポーツ省のヴィンチェンツォ・スパダフォラ大臣が「トレーニング再開が大会再開を意味するかのような錯覚を与えてはならない」ともコメントしている。
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