試合の概要
激しいスクデット争いを繰り広げるミラン。第36節では、敵地で難敵ヴェローナと対戦する。
ヴェローナ（順位：9位 勝点52 ｜ 14勝10分け11敗 ｜ 61得点52失点）
すでに残留は確定した一方で、欧州カップ戦出場権獲得も厳しいヴェローナ。シーズン終盤戦のモチベーション維持が心配されたが、アタランタを下すなど直近3試合負けなし（2勝1分け）と好調だ。
主力選手にけが人も殆どおらず、ジョヴァンニ・シメオネやジャンルカ・カプラーリら自慢の攻撃陣も絶好調で、チームは躍進を見せた今シーズンでもトップレベルに良い状態と言えるかもしれない。
そうしたなかで迎えるホームでの今季最後の上位対戦。首位相手でも臆することなく、激しいプレスとアタッカーを生かした鋭い攻撃、迫力ある戦いが見られそうだ。前回対戦は終盤のオウンゴールで2-3と逆転負けを喫した相手に対し、リベンジを果たせるのだろうか。
注目選手：ジョヴァンニ・シメオネ
キャリアハイの16ゴール6アシストをマークする闘将の息子は、もう1人の看板アタッカーであるカプラーリとの相性も抜群。シーズン終盤でさらに練度が高まっている。直近の試合ではやや苦しんでいる印象もあるミラン・ディフェンス陣にとって、大きな脅威となりそうだ。
予想スタメン(3-4-2-1)
GK：モンティポ
DF：チェッケリーニ、ギュンター、カサーレ
MF：ファラオーニ、タメズ、イリッチ、ラゾヴィッチ
FW：バラク、シメオネ、カプラーリ
ミラン（順位：2位 勝点77 ｜ 23勝8分け4敗 ｜ 61得点30失点）
インテルとの熾烈な優勝争いを繰り広げるミラン。前日に行われた一戦でライバルが勝利したため、暫定ではあるが1ポイント差の2位に転落した。残された3試合で全勝すれば文句なしのスクデットだが、逆に1試合も落とせないプレッシャーがのしかかる。
そして最後の3試合の相手は、ヴェローナ、アタランタ、サッスオーロ。3チームとも上位相手に結果を残せる難敵揃いであり、この最後の3試合はミランにとって今季最大のチャレンジとなりそうだ。
幸い長期離脱中のシモン・ケアーを除き、主力に大きな離脱者はなし。ベストメンバーでラスト3試合に挑むことはできそうだ。攻撃面での課題を残し続けるミランだが、ラツィオ戦では後半アディショナルタイムでの逆転勝利(2-1)、前節フィオレンティーナ戦は82分の決勝弾(1-0)など、勝負強さは見せてきた。ヴェローナとの一戦でも、メンタリティを発揮できるだろうか。
注目選手：ズラタン・イブラヒモヴィッチ
ケガからの復帰戦となったラツィオ戦では、途中出場で決勝弾をアシスト。前節も途中出場で勝利に貢献するなど、やはり抜群の存在感を見せつけるイブラヒモヴィッチ。ステファノ・ピオリ監督とともにチームを変えた40歳の彼以外、ミランに11年ぶりの歓喜をもたらせる存在はいない。この最後の3試合、ミラノの“神”のプレーに注目だ。
予想スタメン(4-3-2-1)
GK：メニャン
DF：カラブリア、カルル、トモリ、テオ・エルナンデス
MF：トナーリ、ベナセル、メシアス、ケシエ、レオン
FW：イブラヒモヴィッチ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年5月9日（月）日本時間3:45
- 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディ
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